03

24

コメント:

ハートに火をつけて

毎年のことだけど、冬のマラソンシーズン真っ只中になると走る気がなくなる。

今年は例年よりその気持ちが強くて、本当に走ることを止めようと思った。
止めてもとくに困らないし。

そもそも人生最大の重さである85㎏になった時に、あまりの身体の重さに耐えられなくて、それで走り始めた。

でも、今年、とうとうその体重を越えてしまった時には、あまりその重さに耐えられないという感じではなかった。

一度経験した重さだからだろうか。形状記憶的な感じで身体が覚えてるのかな。
だから重くなった身体が苦痛というほどでもなかった。
むしろ、どんどん大きくなるお腹を見て、これってどこまで大きくなるんだろう?とちょっと楽しみになったほどだ(笑)

スーツのズボンがきつくて仕方ないし、1着についてはこの間、お尻に穴が開いてしまった。
まあ、最近ずっとスーツ買ってなかったし、サイズ大きくして買い直せばいいか、くらいに思っていた。

走らなくなって踵が全く痛まなくなったこともある。

走るの止めたらみんなとも会わなくなるなぁ、とは少し思ったけど、それでも日々大きくなるお腹をさすりながらカールを頬張っていた。

僕は誰が早いとか遅いとかあまり興味がないし、誰に勝つとか負けるとかもまったく興味がない。誰とライバルとかライバルじゃないとかもない。

ただ、いろんな人が自分の限界値であろう目標を決めて、そこに向かって進んでいく姿を見るのは好きだし、目標を達成しても、突っ込んで撃沈しても、同じようにかっこいいと思う。
そして、さらに自分の限界値を広げていく。

そういうの単純にかっこいいと思うよ。

ま、お前は真剣にマラソンやってないからだよ、って思われるかもしれないけど、他の人がどんどん速くなっても悔しいみたいな感情はそれほどない。

昔、高校生の頃、僕は万年補欠のお気楽サッカー部員だった。
試合には出ないけど、大会前になればみんなピリピリしているし、そのサポート的なことをすることは苦ではなかった。仲間だし。

でも、試合に負けたときに、レギュラーの人たちは、その悔しさは悔しさとして受け入れて明るく振る舞う人もいたし、誰とも話さずに1人ポツンと部室に残って、放っておいてくれとか、負けたのはオレのせいだ、と言う人もいた。

高校生って干渉の生き物だから、そういう人にもみんなが励ましたり慰めたり肩をポンポンしたりするんだけど、まあ、そんなことしたって変わらない。場合によってはお前は試合に出てないからくらいのことは言われたりする。

しょーじき、めんどくせえな、と思うこともある。
チームプレーに誰のせいとかあるかよ。
そんなの家に帰ってやれよと思うこともある。

ま、でも、どっちの種類の人間も明日になれば、また、次へ向かって必死で練習を始めることもわかってる。
だから多少湿っぽくなっても、空気がどんよりしても、明日になればと思うことができる。

僕はいつまでたっても必死で練習なんてしないお気楽のままだ。

あれ?なんの話だっけ。

あ、それでもう走るのなんかいいや、って思ったんだ。
もう、そろそろこんなこと止めてしまおうって。

ただ。

ただね。

なぜか山の中をヘロヘロになって進んでいく自分を思い出してしまうんだ。

夜の山なんて景色も見えないし、つらいし、なんも楽しくないのに、夜の山の中に身を置きたいって痛切に思うときがあるんだ。

いや、1人ぼっちで夜の山の中は嫌だけど(笑)

でも、そのためには走ることは止めてはいけないんだ。

山の中を走りたいなら、普段のロードをきちんと走らなくてはいけないんだ。

そのためにはお気楽サッカー部員のままじゃいけないんだ。

そんなことを思っていたときに知らない人のブログを読んでたら、相馬剛というトレイルランナーがいるんだけど、彼が以前雑誌で連載をしていた頃にその雑誌で紹介したという、小学2年生の女の子が書いた詩を載せていた。

ハート

ハートが燃えている限り
人間は生きていけるのだ

ハートが燃えている間は
自分の好きなことができるのだ

ハートをつかんだ自分は失敗しても
次の自分に旅立っていけるのだ

ハートは大切 いのちの一つ


なんかいいなと思った。
リズムやら言葉やら少し変えたら、洗練されたキャッチコピー的なものになるんだろうけど、そうでないところがいい。
いのちの一つってところがいい。

これ、読んでから何となく毎日じゃないけど何度か紙に書き写してみたりなんかしている。
写経かよ、とか思うけど、まあ、書いてみたりする。

山の中なんてつらくてつらくて楽しくなんかないのに、その山の中にきちんと身を置きたいと思うのなら、もっと走ることに対してきちんと向き合わないといけないのかもしれない。

ハートが燃えている限り。

ま、昨日はカール食っちまったけどさ(笑)
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たーはるパパ

小2女子、天才!
飼い慣らされたブタになりつつある中年の心に響きました(笑)

03

24

12:35

ごえもん

ほんまに小2ですか?(笑)

なんか読んでて目がウルウルして生きている実感がしてきました。
良かった。
僕はまだ腐ってないと確認できました。

03

24

18:22

けんいち

Mike Flowersって人がカバーしてる「Light my fire」聴いたことあります?
すごくふざけていて私は好きです。
ドアーズファンは激怒モノかもしれませんが。
みんながみんなレースに対して真摯である必要はないと思うんですけどねえ。

03

24

20:26

アレキ


たーはるパパさん

ホント天才ですよね。
ゴーストライターかと思いましたもん(笑)
いずれにせよ我々のやる気スイッチが入るといいですよね。

03

25

07:23

アレキ


ごえもんさん

その雑誌を読んだわけではないのでたぶんとしか言えないんですけどね。でもすごいですよね。
ごえもんさんは腐ってなんかいません。ピュアな心の持ち主ですよ。
実際に会ったことはないのでたぶんとしか言えないんですけどね(笑)

03

25

07:27

アレキ


けんいちさん

聴いたことはないので聴いてみます。
カバーってオリジナルとかけ離れているほうが面白いですよね。
真摯って言葉が似合わないアレキですが、レースによっては真摯に向き合わないといけないものがあるといった感じです。

03

25

07:30

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