ハセツネ現実逃避と秋独特の物哀しさの雰囲気満載でお送りいたします(笑)
昨日は皆既月食ということで、普段ならそういうのまったく興味ないんだけど、まあ、物哀しい秋なので、子どもと一緒に見ていた。妻がまだ仕事から帰ってきていなかったからというのもある。
月が赤銅色になるのをボーッと眺めてた。
月、月ねぇ。
僕はあまりに俗物的な人間なので、なんというか、こう、月が持つ神秘的なイメージというか、そういうのが苦手だ。月の満ち欠けとかもよくわからないし、うさぎが見えることもない(笑)
昔、といっても10年ちょっと前に、知り合った女の子が、トム・ウェイツのグレープフルーツ・ムーンを初めて聴いたときに泣いた、と言っていて驚いたことがある。
トム・ウェイツのことをとても好きな女の子がいるということに驚いたし、僕は音楽を聴いて泣くということがないので、それにも驚いた。
曲を聴いて、その曲を聴いていた頃の情景などを思い浮かべてウルウルする、というのなら理解できるけど、初めて聴いた曲で泣くなんてことは経験したことがなかった。
それこそ映画やドラマで見るようなシーンだ。本人もよくわからず曲を聴いただけで涙が流れるといった感じで。なんというか陳腐なシーンだ。
しかし、僕はその彼女のセンスとか言葉を信頼していたので、それまではこの曲をあまり印象に残る曲だとも思ってなかったけれど、何かが違って聴こえるんではないかと思いながら、なんとなくウキウキしてグレープフルーツ・ムーンを聴いてみた。
だけど、やはり泣くことはなかった。
それまでは音楽で泣くことはないと当たり前のように思っていたが、なんか、この曲で泣けない僕に問題があるような気がして、とても残念な気持ちになった。
それ以来、トム・ウェイツのグレープフルーツ・ムーンを聴く時は、いつも泣いてしまうのかどうか気にしながら聴いているけど、やはり泣いたことはない。
昨日、赤銅色の月を見ながらそんなことを思い出したので、久しぶりにグレープフルーツ・ムーンを聴いた。

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昨日は皆既月食ということで、普段ならそういうのまったく興味ないんだけど、まあ、物哀しい秋なので、子どもと一緒に見ていた。妻がまだ仕事から帰ってきていなかったからというのもある。
月が赤銅色になるのをボーッと眺めてた。
月、月ねぇ。
僕はあまりに俗物的な人間なので、なんというか、こう、月が持つ神秘的なイメージというか、そういうのが苦手だ。月の満ち欠けとかもよくわからないし、うさぎが見えることもない(笑)
昔、といっても10年ちょっと前に、知り合った女の子が、トム・ウェイツのグレープフルーツ・ムーンを初めて聴いたときに泣いた、と言っていて驚いたことがある。
トム・ウェイツのことをとても好きな女の子がいるということに驚いたし、僕は音楽を聴いて泣くということがないので、それにも驚いた。
曲を聴いて、その曲を聴いていた頃の情景などを思い浮かべてウルウルする、というのなら理解できるけど、初めて聴いた曲で泣くなんてことは経験したことがなかった。
それこそ映画やドラマで見るようなシーンだ。本人もよくわからず曲を聴いただけで涙が流れるといった感じで。なんというか陳腐なシーンだ。
しかし、僕はその彼女のセンスとか言葉を信頼していたので、それまではこの曲をあまり印象に残る曲だとも思ってなかったけれど、何かが違って聴こえるんではないかと思いながら、なんとなくウキウキしてグレープフルーツ・ムーンを聴いてみた。
だけど、やはり泣くことはなかった。
それまでは音楽で泣くことはないと当たり前のように思っていたが、なんか、この曲で泣けない僕に問題があるような気がして、とても残念な気持ちになった。
それ以来、トム・ウェイツのグレープフルーツ・ムーンを聴く時は、いつも泣いてしまうのかどうか気にしながら聴いているけど、やはり泣いたことはない。
昨日、赤銅色の月を見ながらそんなことを思い出したので、久しぶりにグレープフルーツ・ムーンを聴いた。

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