03

21

コメント:

古河はなもも レポ その4

うげぇ。なにが行って戻って30kmだよ。片道で30kmじゃないか。つーと、この道あと3kmもあるってこと?あと3km進まないと収容車までたどり着かないってこと?

もう、無理だよ。ここでやめられないのかな?やめたいな。やめようよ。もう疲れたときに1km歩くのも試したし、仲間内最終ランナー・アレキはもう仲間とすれ違うこともない。楽しみはもう終わったのだ。

そんなことを思いながら立ち止まって休んでいると、周りの景色にふと気づく。

今日の自分のタイム。5時間切れるかどうか。初フルアクアラインのときとほぼ同じタイムだ。
そのくらいのタイムでの30km地点ともなると、なんかもうすごいことになっている。
もうすでにその前から予想以上の暑さとタイムの遅さのせいなのか、給水所にコップはなくて、両手を出してそこに水を注いでもらうシステムになっている(笑)
走りよりも歩きが主流だし、歩道ではもんどりうってストレッチをする人々。ここらあたりになると走っている人などほとんどいなくて、もうマラソンとも思えない。

それでも彼らはあきらめない。
コップがなくても文句も言わず、水を両手に注いでもらい、その水を飲み干せば、先へ進むし、少しでも早く歩こうと腕を必死で振って歩いている人もいる。歩道でストレッチしてもきちんと車道へ戻ってくる。
もちろんサブ3とか3.5とか目指して走る姿や、最後まで歩かずに走り続ける姿も心奪われるが、なんだろう?このあたりの走っているとは到底思えない、歩き倒している時点で目標とかも見失いそうなのに、誰も立ち止まって、もう、やめだ、やめだ!とか言う人はいないし、そこをあきらめずに歩き続ける姿というのも、なんか痺れる。

なんか、オレ、この景色好きだ(笑)

自分もその一員だってことに気づかずに、彼らのろくに動けもしないような懸命さに心奪われていた。
そんなことを思いながら、なんとなくこの風景を楽しみながらタラタラと進んでいるうちに、ようやく交差点まで戻ってこられた。すれ違いを3回やり切ったわけだ。

31km 8:19
32km 7:17
33km 9:24
34km 7:19
35km 6:57
39:16

そして、この時点で33km。そう、あのスタッフのおかげで33km。よし。これは、もう行くしかないでしょ?行けるでしょ?みんなが待ってる応援地点35km地点へ!
いや、まじめな話、35km地点には行きたいと思ってはいたものの、行けないな、と何度も思っていたので、誤差3kmは大きかった。

いける。あと5kmだったら無理だったけど、あと2kmならいける。でも、あれだ。あまりに遅いし、膝が痛い情報は入っているかもしれないからもう撤退してしまったかもしれない。
あぁ、そういえば走っているみんなもとっくにゴールしてしまっている頃だ。あれだ、とりあえず35kmまで走ったら、みんなに先に撤収して飲みに行ってて、とメールしよう、と思いながら走る。

34kmの手前くらいで、長くてゆるい上り坂が目の前に見えて、一気に気持ちが萎える。一応、走っていたけれど、その坂を見て、立ち止まろうかと思うくらい気力が萎えた。

そんなとき、その長くてゆるい上り坂の向こうから、歩道をすごい勢いでこちらへ向かって来るなにかが見える。

光?風?そよ風?

うぉぉぉぉぉ。

る~ぷさんと、きぐまさんと、★ponkoさんだよぉ~。すごい速さだよぉ。キロ4切ってるよ~。
僕の周りはほぼ歩きだし、僕だってキロ8分半とかで走っているから、そんな中をキロ4くらいで走ってくる彼らは何か違う生物のような気がした。

3人がニコニコしながら、手を振りながら近づいてくる姿を見ながら、もちろん僕は汗と鼻水の他に、もう一つの液体が流れ出るのを感じていた。
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すーぴー

コップがないです、って言われたときの絶望感ったら(涙)
あの給水システム・・・大きな手で良かった!
「さっき道路標識にしがみついてストレッチしたんだっけ」とか「思い切りガードレールに手着いてた~」とか思い出したけど、それでもやっぱり次の給水所では両手を差し出してましたね。
アフターのアルコール消毒のおかげで今日現在元気です。
私もあの景色痺れました。
そしてそこにいる自分にもちょっと痺れてた!
はなもも、いろんな発見がありました。

03

21

18:24

おっとー

うわ〜、あの時間が沸々と目に浮かんでくるような描写!

自分が感じた以上の感動を気付かせてくれるアレキさんの感性に、憧憬の念を抱きます(^^)。

しかしkm4分お三方のお姿、彼等が早送りなのか、我々がスローモーションなのか、もはや現実か否かも疑いそうです(笑)。

03

21

21:23

きぐま

アレキさんが書くと、やはり感動的になりますね♪
沿道から流れる人々を応援するのと、
流れの中に身を置いているのとでは、
やはり感じるものが違うのですね。

で、アレキさん…ドップラー現象みたいなものですか?笑
キロ4では走れないですよ~。
キロ5ちょっと切るくらいですよ~。

03

21

22:49

あきでぃ

はじめてのコメントm(__)m失礼します。
アレキさん大会本当におつかれさまです!!
8キロ付近でお声を掛けさせていただきました、
蛍光イエローTシャツのあきでぃと申します。
走ってる途中に突然話しかけてすみませんでしたΣ(^o^;)
生で見るアレキさんについ嬉しくなってしまいました。

1年前のはなももブログで感動と刺激を頂きまして
ブログでお顔をお見受けしておりました♪
ほんの少しですがお話しできて嬉しかったです☆
給水大変でしたよね(汗)手でしたか!!
自分の通過時はヒシャクでした(笑)
この続きレポとても楽しみにしております!!(≧▽≦)

03

23

10:46

アレキ


すーぴーさん

私も汗を手のひらで拭ったすぐ後に水を注いでもらって飲むのを一瞬躊躇しました(笑)
でも、概ね楽しい思い出になっていますよね。来年もまた一緒に参加しましょう。

03

25

21:53

アレキ


おっとーさん

そう言ってもらえるとうれしいです。
いや、あの応援部隊はホント速かった。本物の走りでしたね。
でも、おっとーさんも歩かず走り切ったのはすごいことですよ。
山へ行くようになると歩くのが当たり前になるので注意してくださいね(笑)

03

25

21:56

アレキ


きぐまさん

いやはや、そんな感動的ですか。
いや、ほんとすごいというかマラソンのすごさとはまた違って走っている人がほとんどいないというよくわからない景色なんですよね。
キロ5切る応援って(笑)

03

25

21:58

アレキ


あきでぃさん

コメントありがとうございます。
また、声をかけていただきありがとうございました。
とても楽しそうに淡々と走られていかれましたね。
私はあの時点ですでに絶望的でした(笑)
レポ、あと1回で終わる予定なのですが、なかなか続きを書く時間が取れずに放置ぎみになっておりますが、しばしお待ちを…。
今度お会いしたときはゆっくりお話ししましょうね。

03

25

22:01

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