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コメント:

ハセツネ応援記 その2

誰もいない深夜2時30分過ぎの武蔵五日市駅前を左折し、さらに走っていると前方からわずかに人影のようなものが見える。
あれは人か?と思いながら見ていると、その人影はこちらに向かっているようで、どんどん大きくなる。

深夜2時30分とはいえ、決して都会的とはいえない武蔵五日市駅前とはいえ、そこは文明の発達した現代社会である。民家もごく普通に建っている。

その中を、うっすらとした靄に包まれながら、こちらに向かって歩いているその人は、頭にライトを装着したまま、リュックを背負ったまま、手には完走証らしい紙だけをしっかりと握りしめて、深夜2時30分の闇夜の中から僕に向かって歩いてきたのだった。

街灯の明かりに照らされたその人の姿は、黒のランシャツに黒の短パン。体のほとんどの部分は服ではなく筋肉に覆われていて、その筋肉が滑らかな流線型を描いている。
筋肉は汗の影響なのか、艶がかって見え、さらに泥で汚れているようにも見える。

ひえぇ。なんでこんな時間にこんな人とすれ違うの?姿がリアル過ぎる。マジで怖えぇ。

一瞬、僕は自分がタイムスリップかなんかしてしまったのだと思った。
その男の姿、その男の眼を見ると、ここは戦国時代のような気がした。男は合戦の後で、命からがら戻ってきたところだ。それでもしっかりと戦果を挙げてきていて、手に握りしめていたものは敵将の首かなんかだと思った。

すれ違う瞬間に、ヤられる、と思ったが、彼は僕の存在にすら気付かないようで、その先を見据えたまま、駅へ向かって歩いて行った。

なんだ?ハセツネってどんなレースなんだ?これから向かうゴール地点にはあんな人ばかりいるのか?
マジ怖いんですけど。

たぶん、その人は駅前に車を停めていたんだと思う。だからレースのままの姿で歩いていたんだろう。
でも、どんな理由があるにせよ、深夜2時30分に街を歩くのにふさわしい格好ではない。

ハセツネの応援に来ただけなのに、黒武士のおかげですっかりビビっていた。そのまま帰ろうかと思ったくらいだ。

夜通し山の中を71.5kmも走って、それでこんな深夜にゴールをするレースが存在すること自体が、理解できなくなった。
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K12R2

ハセツネ、頑張ってください。

「今年はR2さんが1時に起きて秋川から走って応援に来てね」って言われてるような・・・(笑)
行きたいけど前日がオクムフルだしなぁ。
起きれるかなぁ(笑)
みなさん暗いうちにゴールしちゃうんですよね。

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08

08:56

アレキ


K12R2さん

なんという積極的なフリ(笑)
ちなみに私は完全に日が昇ってからのゴールです。
というかゴールできるだろうか…。

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06:48

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