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コメント:

奥三河パワートレイル レポその3

レース序盤中の序盤から最後尾ランナーとなり、さらにはスイーパーも後ろについている状況になった。
これはまずい。何とか最後尾ランナーからの脱却を目指さなければと思う。

しかし、この数ヶ月、まったく努力をしてこなかった僕の肉体はどうしようもない状態になっていた。
たった数kmのロードを上っただけで両脚の太ももはプルプルしているし、足底は痛むし、山道の上りをとてもゆっくり上っているのに肺へいくら酸素を送り込んでもまったく楽にならない。
楽になるどころか肺が潰れて酸素が送り込めてないような気がして、送り込んだ酸素が行き止まりになって戻ってくるような感覚に襲われていた。息が非常に苦しい。

そして後ろから迫りくるスイーパーの足音と無線機の音。しかもスイーパーは女性の方で複数名いるようだった。
いるようだったというのは怖くて後ろを振り返ったりできなかったからだ。そんな暇があったら少しでも先へ進むべきだ。
スイーパーの方々は気を遣っているのかある一定の距離を置いて僕についてきているようだった。

トレイルレースって道が狭いところとかあるから、そうすると後ろのランナーに道を譲ることがよくある。
とくに僕のようなヘタレランナーはよく道を譲る。それは僕が遅いと後続のランナーに悪いのでという理由もあるが、後ろにつかれているプレッシャーに耐えられないからという理由もある。

だから僕はホイホイ道を譲る。5m後ろに人がいても気づいたら譲ったりもする。オラオラと煽られる状態になど耐えられない。

あぁ、スイーパーに道を譲りてぇ!

そんなことを思いながら山道を必死で上っていた。
でも当然のことだけどスイーパーの仕事は最後尾ランナーの後ろについていくことだから道など譲れない。

そんなことを思いながら歩くうちに茶臼山山頂につくとそこには人がたくさんいた。
なぜだかわからないけど下りで渋滞があるようで、みんな並んで待っていた。
山頂で写真を撮ったり休憩したりしている人もいたので、その人たちを抜かして渋滞の列に並んだ。

最後尾ランナー脱出!

渋滞サイコー!と思った。

とはいえ最後尾ランナーからペケ3くらいになっただけなので油断は禁物だ。

渋滞待ちをしているとスイーパーの方々もやってきたがスイーパーは女性3人組だった。トレイルランナー独特の華やかなウェアを身に纏い、スイーパーをやるだけのことはあって鍛え上げられているようだった。

新しく最後尾ランナーになったおじさんはそんなスイーパーに対して記念撮影を求め、今、最後尾になったと家族にメール送りますね、とかと楽しそうに話していた。

もう、まったく、やれやれである。

このおじさんは今たまたま最後尾ランナーになっただけなのだろう。ちょっと本気出せばすぐに最後尾ランナーから脱出できる実力の持ち主なのだろう。
まったくいい気なもんである。真の最後尾ランナーの恐ろしさをまったくもってわかっていないのだ。

そんなことにかまってはいられないので少しでも先へ進むべく茶臼山からの下りを駆け降りる。
あぁ、もう太もも前がプルプルする。それでも足さばきといえばいいのか、そういうものはちゃんと覚えているもので、肉体が技術についてこない感満載だけど、とにかく必死で降りる。

山を下ったとこにトイレがあり、そこではトイレ待ちをしている人たちがいた。さっさとすり抜けて先を急ぐ。
よしよし。これでオレは最後尾からかなり離れたぞ。このままの状態をキープして早く第一エイドのリタイアポイントまで急ごう。
スイーパーのプレッシャーに襲われることもなく、久しぶりのトレイルを楽しみながら、このレースを終えようじゃないか。

その先は走れるシングルトラックの気持ちいいトレイルだったので僕も走る。信越同様、石川弘樹ってこういう走れる気持ちいいコースを作ってくれるんだなぁ、と思いながら走り続けるものの、トイレを終えたランナーたちに悉く抜かれる。

トイレ待ちランナーだからなのか明らかに僕とはスピードが違うので、即座に道を譲る。後から後からトイレ待ちランナーがすごい速さでやってきて、そのたびに僕は道を譲り続けていた。

彼らが速いのか、僕が遅いのかよくわからない。

まぁ、でも走れる速度で走り続けるしかない。気持ちよいトレイルが終わり林道になって、そこもゆっくり走り続ける。相変わらず林道でも抜かれ続ける。

まぁ、それでもオレ走っているし、と思いながら淡々と走っていると、僕の横を駆け抜けるおじさんが抜かしざまにこう言った。

『はい、最後尾ランナー』

え?

6km地点で再び最後尾ランナーの称号を得た。
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メテオデ

カンナのロングペアでハチに刺された時、毒抜きでチューチューしてたら最後尾になったことがあります(^.^) ドキドキ感がたまらないですよね!

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10:38

だれやねん

OPTお疲れ様でした~
&大変お世話になりました

スィーパーの前走れるだけ十分ですよ
丹後の時は最後尾車の後ろを
暫く走ってましたから

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11:19

たーはるパパ

昨年からブログ村勢が最後尾を独占してますね(笑)

05

05

11:25

Sayurin

こんばんは~
奥三河、ちゃんとスタートされたんですね☆
どぅされるのかな?って思ってました。
今後のレポもドキドキしながら、楽しませてもらいますね♪
私も急激に太り・・・相変わらず走る練習もせず・・・
雨のダイトレも寝坊してスタート時間が2時間遅れで制限時間ギリで初級コース終了しました。
粘土質の泥んこ祭りでまたまたヒザをヤラレ・・・
GWは、乗鞍マラソンのために高所トレーニングしてました✌

05

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20:28

アレキ


メテオデさん

DNFとかって私はまったく気にならないんですけどね(笑)
最後尾はさすがにドキドキします。

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06

11:40

アレキ


だれやねんさん

奥三河をプーさんで走れるようなメンタルを持っている人は何をやっても大丈夫です(笑)

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11:41

アレキ


たーはるパパさん

昨年の最後尾はスイーパーの方の記憶に残っているみたいでしたよ(笑)

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06

11:43

アレキ


Sayurinさん

お久しぶりです。
乗鞍天空出るんですか?
あれもう一度出てみたいんですけど、でもつらいですよね(笑)
まぁ、今後もお互いギリギリのところでがんばりましょうね!

05

06

11:45

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