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チャレンジ富士五湖100kmレポ ラスト

とうとうこのチャレンジ富士五湖100kmもあと10kmを切り、残り全部を歩いても完走はまず間違いないところまでやってきた。

でも、きっと、たぶん、おそらく、歩かないんだよね?

歩かないの?  という熊のプー的な純真な眼差しを送ってみる(笑)

それに気付いたのかはわからないが
「ここから緩い上りの2kmくらいはほぼ歩いて、その後のステラシアターまでの2kmくらいはフラットなので走ります。その後の激坂3kmは当然歩いて、残りは下り2kmなのでそこを走ってもう終わりですよ。だからあと10kmと言っても、走る区間で考えたらそんなにないんですよ」

と教えていただく。なるほど。思い返せばトイレから始まり、コースの解説からペースメイクに至るまで、ずっとさぶろうさんのお世話になった。もう歩いちゃおうと思う頃に、あとちょっとで上りになるので歩けますよ、とかあともう少しでエイドです、とか、心読めるの?と思うくらい僕の気持ちの折れる直前に入れてくれる情報のおかげで、ここまでやってこれた。おかげで完走は手に入ったも同然だ。本当によかった。

上り基調の道を歩く。こういう上りでもきっちり走っている人はけっこういる。ホントすごいよ。フラットな道が見えてきたので、交差点を渡ってから走る。信号待ちもあったせいか周りのランナーも多くなり、歩道は走る人々で埋まっている。
さらには72kmのランナーがきっちり走っているので、なぜかその流れに着いていき、走る。う~ん、走れちゃうものなんだなぁ。もうすぐ95kmだぜ?それなのにきちんと走れるんだ。

僕はたまに思うんだけど、人間の体内にはそれこそうんざりするくらい大量の細胞がある。そして、そんな大量の数えきれないくらいの細胞の一つ一つがそれぞれの役割をこなしているから、僕らは日々生きていける。
宇宙から見れば人間なんて塵のようなものだけど、その人間の体内は宇宙だ、と言ってもいいくらいに壮大だ。中には液晶画面のドット欠けのような細胞もあるかもしれないけど、それを修正したり削除したりする細胞もある。
生きてるって、わりと普通のことのように思いがちだけど、そんな何十兆もの細胞のすべてがきちんと機能していることだと考えると、それはとても奇跡的なことで、生きているというだけで、それはもう奇跡そのものだと思う。

そして、そのステラシアターまでの道を走っているときに、もうすでに90km以上走っている僕のこの体を、その体内の細胞のすべてが100kmを走るという行為に向かって、それぞれの役割を必死にこなしているということを感じられるような気がして、大げさにいえば、ある種の幸福感というか、そういうものに包まれているような気がした。

いや、違うな。なんでこうも記憶が美化されていくんだろう?(笑)

まぁ、とにかくそんなことを思いながらステラシアターへ着いて、サラッと滞在し、最後の激坂へ。3kmの上りだ。

~95km(46:18
平均ペース 9:15

ところがこの坂道を上り出したとたんに体が一気に重くなり、痛くなった。それまでは歩きは楽に感じていたのに、歩くのも嫌になってきたし、立っていることも嫌になった。足が地面に触れているだけで痛みを感じた。
なんでだろう?完走が見えて一気に気が抜けたのか。とにかくつらくて、あと5kmだというのに嫌で嫌でたまらなくなった。
さぶろうさんも一気にガクッときたらしく、それまではたーはるさん&あやたさんが後を追ってきているから逃げ切りましょう、と言っていたのに、もうそんなことどうでもいい。抜かれても走らない、と言い出していた。
僕も、この上りが終わっても、もう走らない。ここからゴールまでずっと歩いていきますからね!と宣言していた。
そんな気持ちで歩く登坂3kmはいつまで経っても終わらなかった。延々と続く坂道で、散々毒づいていた。

それでも何とか坂を上り、下りが始まったところで、お互いにもう走らないと言っていたのに、なぜかどちらともなく走り出した。一歩走るごとに体中に痛みが走る。体中に着地衝撃が走るって初めてだ。それでも走り続けているうちに、その痛みにも慣れてくる。

で、走るのが遅いってことは、みんながゴールで待っていてくれるという特権があるので、それを楽しみに走っていく。
しかし、恐ろしいのは、さぶろうさん。完走請負人としての最後の仕事を、こんなヘロヘロの場面でもなさっていた。

ちゃんとLINEでゴール直前にみんなに連絡を入れていて、会場に入ると、応援してくれているであろう人たちを探し出す。アレキさん、ペース速いから抑えてと(笑)

なので、こうやって写真を撮ってもらえる(笑)
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その後も、みんなが待っていてくれるところを悠々と走っていく。
140420IMAG0867_BURST001.jpg
そして、ゴール!100km完走だ。
140420144.jpg
欲しかったメダルをさぶろうさんと一緒に手に入れることができて本当によかった。メダル原価10円らしいけど(笑)でもプライスレス。
140420IMAG0869.jpg

いやぁ、本当に長かった。しかもつらかった。走っているときはまったく楽しくなかった。二度と出るかと思った。お金も時間もかけて半日以上走ってるってなんだよ!って思った。バナナとかきのこの山とかに夢でうなされそうだと思った。
それなのに、それなのに、ウルトラの世界って、こういう世界なんだな、って思った。僕が想像していたよりも、数倍もキツくて、数倍も嬉しかった。これはやっぱり走ってみないとわからないことだ。

さぶろうさんの以前のウルトラの記事を読ませていただいて、ウルトラに興味を持ち、そして昨年エントリーして、27kmでリタイア。そして、そんなさぶろうさんと今年はずっと一緒に走り、完走することができた。

そう考えると、昨年のリベンジを果たしたというよりも、今回のために、昨年のリタイアは必須の行動ということでよかったのではないか?と思えてきた。
そう考えると、昨年の楽しいレポ。楽しいけど後ろめたいレポをやっと許せるような気がした。

ウルトラの後、家に帰らなくてはいけないのに起き上がれない2人。それを奥で見守るkantokuさんとリンガンガーさん(笑)
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ボランティアの人たちとか、沿道の応援の人たちとか、一緒に参加された皆さん、そして遠くから応援に駆け付けてくれた皆さん、コテージいつもありがとうリンガンガーさん、今回完走へ導いてくれたさぶろうさん、ホントホント感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

来年はね。どうしようかな。
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チャレンジ富士五湖100kmレポ その8

いやぁ、チャレ富士レポ放置で大変申し訳ありませんでした。
明日は道志村トレイルレースなんで、レポどころではないのですが、このまま70km過ぎで止まらせたままというのも何ともむず痒いので、続きを書きます。

*************************

75kmを過ぎた時点で、さぶろうさんから、もうこれから先はキロ10分で進んでも間に合いますよ、と教えてもらった。
じゃ、もう全部歩いても間に合うんですね?と訊くと、ええ、でも全部は歩きませんけどね、とのこと。

そっか。歩かないのか(笑)

うどんエイドがだいたい78km地点だったので、今まで78kmが最長記録の僕は、ここから未知の世界に入る。
エイドではうどんがなくなっていて、汁だけもらえた。それでも温かくてうまい。うどんの汁だけで満足だなんて、ウルトラって人間を謙虚にさせるなぁ、と思う。

このあたりでお腹がすごく減ってきた。結局、自分で用意した補給食はゼリーを1個食べただけで、あとはすべてエイドのものを食べてきた。それでもあまり食べていないというか、そもそもそんなに食べ物はなかった。チャレ富士名物『きのこの山』はスルーしていた。
とりあえずこのエイドではバナナ、チョコ、バナナ、チョコを食べた。

~80km(41:43
平均ペース 8:20

う~ん、こうやってタイム見るとやっぱりちゃんと走っているな(笑)
もちろんキロ8分とかで速くはないけど、歩きとエイド休憩込みでこのタイムだから走ってるよ。

80.5kmの西湖公民館では、お腹が減って仕方がなかったのでとうとう『きのこの山』に手をつけた。10個くらい鷲掴みで取ってボリボリ食べていると、ここにもマーマンさんがいらっしゃって、もう余裕で行けますよ、と言ってくれた。
それにしてもここまで『きのこの山』食べなくてよかった。おかげでとてもうまい!と感じることができた。80km走ってもこうやって物を食べることができるのはいいことだ。

帰りも西湖はつらかった。なんなの?西湖。あまりにも単調な風景が続くことと、行きも帰りも場所が中途半端なんだと思う。行きはフルの距離を超えて疲れてくるけど、折り返しまではまだまだあるし、帰りもまだ20kmあるから、ゴールまでもうすぐだ、とも思えない。

僕は今回チャレ富士100kmを完走したけれど、戦略的なことはすべてさぶろうさんにお任せだったので、これからチャレ富士を走ってみようかな?と思っている人にアドバイスなどできないけど、でも一つだけ言えることがあるとすれば、それは行きも帰りも西湖で耐えろ!ということだと思う。とにかくここががんばりどころだと思う。

湖畔はフラットだからどうしても走るのだが、80kmを過ぎてからは体に直接ダメージがのしかかるというか、1km、1km走るごとに体が軋んでいくというか、みるみる疲弊していくのが感じられる。
70kmあたりの体の状態からは一気に変わり、一歩一歩がやたら重く、痛く、体のあらゆる箇所が不平を訴え始める。フルマラソンでの30km過ぎみたいなものなのかね。

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ただね。周りの人たちが、これがまたみんな走ってるんだよね。70kmも過ぎたら周りもみんなタラタラ歩ってばかりなんだろう、と思っていたのに、ほとんどの人が走っている。ウルトラランナーってすげえよ。
僕の走力だとフルで30km過ぎって周りに歩いている人をけっこう見かけるけど、このウルトラの80km過ぎに歩いている人はほとんどいなかった。
ウルトラランナー、マジですげぇ、と思いながら、さぶろうさんや他のウルトラランナーの背中を見ながら走る。

~85km(押し忘れ)

なんとか西湖を通り過ぎ、坂道を上って降りて、西浜小へ着いた。あとは河口湖のみだ。
まぁ、河口湖も大きいけれど…。でもあと15km。
ここでは、のべさん、ほしこさん、ホシヲさん、ローラさんが応援してくれていた。あぁ、やっぱり何度でも応援されると、そのたびに元気が出る。
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みんなに完走できるじゃないか、と言われて、そうなんだよ、これからずっと歩いても完走できるって言われたのに、さぶろうさん、歩かしてくれないんだよ、と愚痴をこぼすと、のべさんに真顔で当たり前じゃないですか!と言われた。

やっぱり走るんだ(笑)

こっから河口湖もつらかった。上りで歩いてフラットな道になったときや、エイドから出発するときになかなか走り出せなくてしばらく歩いたりすると、周りのランナーはみんな走り出すので、うぐぐぅぅ、と思って僕も走る。
強烈に確固たる思いで、走るぞ!と思わないと体が動かなくて、体が動いてもすごいゆっくりとしか走れない。それにしてもホントみんなすごい。さぶろうさんも、このみんなが一緒に走り続けるウルトラならではの一体感がとても好きだと言っていた。
だから、たぶん、さぶろうさん来年も走るな(笑)

途中でR2さんの奥様に写真を撮ってもらったり、走り出す周りのランナーに触発されて、こんちくしょう、と思いながら走り続けた。
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~90km(1:29:18
平均ペース 8:55

前方に河口湖大橋が見えてきて、あと少しで河口湖が終わるのがわかった。
そして、このチャレンジ富士五湖100kmも、あと少しで終わるんだろうと思った。
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チャレンジ富士五湖100kmレポ その7

富士五湖の中では一番小さいくせに、その存在感だけはやたらあった精進湖をなんとかやっつけると、その先に上り坂が見えたので、あそこ歩くところだ、と思いながらウキウキしていると、

あれ?ちょっと?もしもし?

さぶろうさんが歩かない。走り続けている。仕方がないので僕も後を追って走る。
でも、あれ?なんでだ?

これ、今までの経験から言うと

1.完走間違いない、余裕ですよ、と今まで言っていたのは優しい嘘で、本当はけっこうギリギリのペースのためなんとか間に合わせようと走っている。

2.完走はできると思うけど念のため貯金しようとしている。

3.単純にスイッチが入ったさぶろうさんが走る喜びに浸っている。

このいずれかだろうと思っていた(笑)
いずれにせよ理由はどうでもいい。さぶろうさんに着いていければ、それはすなわち完走できるということはわかっている。だから僕は着いていけばいいのだ。

上りを終えると次は下りでここでN田さんとかしんさんとかみそらさんとかマルさんとすれ違った。
というか僕はすれ違いの人たちを探す余裕などなくて、さぶろうさんがすぐに見つけて声をかけていたので僕も声をかけることができた。
さぶろうさん、知り合いをすぐに見つけられるんだよな。すごい。

そんな感じで本栖湖駐車場へ。8:42:41で到着。

ここはしっかりと休憩しましょう。トイレに行って、着替えて、補給して、15分くらい休むつもりで。それでも時間はあるので大丈夫です。もう完走はもらったようなもんですよ、とさぶろうさん。
でも、この先動けなくなったらとか思うと不安で、と僕が言うと

動けなくなっても動かすんです、それがウルトラですから

と、さぶろうさん。

ここではマーマンさんが応援してくれていた。この先もマーマンさんは何度も現れて僕たちを励ましてくれてそれはもうありがたかった。
でも、マーマンさんブタじゃねーし。(笑)

さぶろうさんの言うようにトイレに行って着替えて補給して10分滞在してスタート。

あと30kmだ。ようやくあと何kmって考えてもクラクラしないところまでやってきた。
ホントは30kmなんて憂鬱な距離のはずだけど70km走った後の30kmと思うといけそうな気がするのがすごい。
つらくて苦しいのはそうなのだが自分の中ではまだいけるという感覚もあった。今までと同じつらさや苦しみが続くだけであれば、あと30kmは進めない距離ではないような気がした。

でも当たり前のことだけどそんなことはなかった。

~70km(57:47
平均ペース 11:33

本栖湖休憩含む。

本栖湖からの折り返しは上りなのでここは歩く。歩いている分には余裕がある。余裕があると話をしたくなる。話をしたくなると弱音愚痴を吐きたくなる。なので、さぶろうさんに弱音愚痴を吐く(笑)

全然楽しくねぇ。ウルトラ想像以上につれぇ。山のほうが全然いい。ずっと同じ動きしかしないから、ずっと同じとこが痛ぇ。などなど。それらを聞いているだけでイライラしただろうな。でも優しくにこやかに頷きながら無言でスルーしてくれた。

~75km(42:13
平均ペース 8:26

75kmを過ぎて、またあと少しでうどんエイドに着きますよ、と言われて、そこを目指していた。
とにかくエイドがミニゴール。立ち止まれることだけが嬉しい。

僕が今までに走った最長距離は78kmで、それは昨年の夢の島12時間走でのことなんだけど、その時は最後の1周で太もも裏がピキってなって走れなくなった。しかも、今よりもあの頃のほうが体重はもちろん軽かったし、走れていたようにも思うので、この78kmを越えてから、自分の体がどうなってしまうのかが不安だった。

そして、それと同時に未知の距離へ入って行くことが楽しみでもあった。
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05

01

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チャレンジ富士五湖100kmレポ その6

~50km(37:13
平均ペース 7:26

レイさんエイドで休んだ時間も含めてるからまずまずのペース。

50.9kmの西浜小学校の手前からは、完全な上りの坂道が見えるので、そこまで走ると嬉しくなって歩き出す。
ところがそんな歩いている僕の隣を走りながら通り過ぎる人が、僕の肩をトントンと叩く。

ハセツネ同志のでんさんだった。同志のはずなのに僕が歩いてるところを走ってるし(笑)
一瞬、悔しい思いが沸き起こったものの、歩く喜びに打ち勝つことはできずにそのまま歩く。

50.9km地点。西浜小学校 5:58:08到着。
預けていた荷物を受け取り、リポビタンDと豆乳を飲んだ。サンバイザーとリストバンドを交換。今回、サンバイザーとリストバンドは3つ用意してそれぞれの袋に入れておいた。それを替えるだけでもスッキリする。

ちなみに気温は一桁で、けっこう寒かったけど、それでも昨年に比べれば全然問題ないし、それに僕はTEAM75。走っているときは最後までずっと汗をかいていた。
そっか、今度背中に『汗をかきすぎ』って文字を入れるかな(笑)

先ほど坂を駆け上がっていた、でんさんと少しお話しすると、完走できるか不安だ、と仰るので、大丈夫。ここから先は走れるところだけ走っても完走できると、うちの完走請負人が言ってるから、と言うと、すごく安心されたようだった(笑)

6分ほど滞在して、6時間4分で西浜小学校を出る。その先の急な上り。歩く以外の選択肢はない。

こっから先がつらかったな。次は西湖。
ここは景色がずっと同じで、カーブの先にはまた同じ景色が続いて、湖が終わるな、と思ってカーブを曲がるとその先にはさっきと同じ景色が待っていて、その先のカーブを曲がると、また同じ景色が待っている。
とにかく永遠に湖の終わりが続くように見えて、道はずっとフラットで、だから歩く理由がない。
このあたりからエイドの間隔が長すぎると思い始めていた。2.5kmくらい走り続けるとつらくなってくるので、その間隔でエイドがあるといいのになぁと思っていた。

たしか、ここだったかなぁ?華麗に僕を抜き去る女性に、ブログ読んでます、って声をかけてもらった。かなりつらい時で苦しい顔をして走っていたので、油断してはいけないな、と思った(笑)

ここは、無の境地で走りましょう、ここを越えるとうどんエイドがありますよ、とさぶろうさんにアドバイスされていたので、延々と続く湖の終わりの景色に惑わされないよう、なるべくさぶろうさんの背中を見ながら走った。

~55km(45:34
平均ペース 9:06

西浜小学校休憩含むので気にならないペース。

そのまま無の境地でなんとか西湖をやっつけてうどんエイドへ。ここではレイさんエイド以来、座った。結局、座ったのはこの2回だったな。
足裏が痛くなってきていたので、昨年の夢の島12時間マラソンで会得した靴を脱ぐ作戦を実行して、少しばかり足をリフレッシュ。
うどんも汁がうまい。温かいものがありがたい。まぁ、汗はかくけどね(笑)

そのまま精進湖へ向かう。このあたりで雅さんとか怪盗さんとすれ違ったのかな。不思議なのはこっちが下りで向こうが上りなのに、雅さんや怪盗さんのほうが軽やかに走って見えること。こっちが止まってて、向こうがグングン進んでやってくるように見えた。いや、実際にそうだったんだろう。

もうこのあたりは早くエイドに着け!としか思ってなかったような気がする。

~60km(46:22
平均ペース 9:16

やっとエイドにたどり着き、そこは秘密のエイドだったんだけど、とくに感想はなく、自販機でカフェオレを買って飲んで、そんでまた湖畔を走るのかと思うと、正直うんざりした。

ここでもやはり無の境地でということなので、なるべく、さぶろうさんの背中を見て走り、グネグネ続く湖畔の道を見ることは極力避けた。

もうね、湖なんて一生分見たから!もう見なくていいから!と思ってた。

ただ、山中湖だけなんだよね、1周したのは。他の湖は半分だけ走って、また復路で残りを走るという事実を知ってはいたけど、もうそんな事実からは逃げ出したかった。

~65km(41:53
平均ペース 8:22

まぁ、半分だろうが何だろうがとにかく精進湖もやっつけて、そんで本栖湖駐車場へ向かう。50kmを過ぎたあたりで、さぶろうさんからは完走いけますよ、と言われていたけれど、自分的には69.2kmの本栖湖駐車場へ行けば、完走が見えてくるんじゃないか、と何となく思っていた。
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04

30

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チャレンジ富士五湖100kmレポ その5

30kmを過ぎても快調に進む。古河はなももマラソンでは歩き倒していた距離なのに今のところずっと走っている。
さぶろうさんの言う通り河口湖までは下り基調なのでそのまま走る。わりと順調にというか思っていたよりも走れてはいるのだが、だからと言って楽なわけでもないし、こうやっていつまで走り続けなくてはならないんだろう?とも思い始めていた。

「ウルトラってあれですかね?50km過ぎたあたりから楽しくなってくるんですかね?」とさぶろうさんに訊いてみる。

そうですね。と返ってくる。

ウルトラ特有の苦しみとかつらさとか痛みとかはこれから襲ってくるのだろうという思いと、後半はタラタラ歩きながらも含めて前に進めるんだろうと思ってそんなことを聞いてみた。

~35km(32:58
平均ペース 6:35

ちなみにエイドはだいたい4~5km毎にあって、とりあえず最初の4.4km地点以外はすべて寄っている。ただ滞在時間はだいたい1分くらいだと思う。
35km過ぎて、ちょうど富士急ハイランドとかがある車の往来も激しい通りを走っていたあたりで、なんか急激に疲れてきた。
目標である33km地点は過ぎたし、後はさぶろうさんにすべてお任せしようと思った。ここから先を乗り切る術を僕は知らない。

もう歩いたり歩いたり走ったり歩いたりしたいですと言って、連れてってもらう(笑)
とりあえずこの先に坂があるので歩きましょうと言って、40km手前で初めて歩く。
しかし、その上りはほんの数十メートルしかなくて、すぐにフラットな道になるので、また走る。

~40km(37:54
平均ペース 7:34

もう40kmも走ったのかぁ、と思った。そう。もう40km?と思った。

でも、やっぱり数字を意識するとダメだ。40kmも走り続けたなんて、オレって偉い、と思い始めたら一気に疲れが出てきた。そして、また、あと60kmもあるのか?という考えが頭をよぎり、さらにクラクラし始めた。

もう、つらく苦しく感じつつも、楽しみが待っているぞ、とそのことを考えた。41km、44km、46km、としか考えてなかった。とにかく41、44、46だ!

41kmあたりで、うーぱぱさん。幟が見えたときは嬉しかったよぉ。ありがとうございました。
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河口湖に入り、また淡々と走る。ここで僕は何となく気づく。
さぶろうさんは、上りは歩き、フラットと下りは走りましょうと言っていた。僕のイメージでは山で上りは歩くというような、そんなイメージだった。山での上りなんて半分以上はあるからね。
でも、このコースって…。なんかフラット多くね?登り坂あんまなくね?

これって、もしかして、ほとんど走るって意味なんだろうか?と思いつつも、そんなことを考えても何の解決にもならないので、次の44km地点を目指すことだけを考えた。

44kmあたりでtenkoさん。この名前入り横断幕。すげえよ、すげぇ。始めましてなんだけど、こんなもの用意していただいていてとても感激した。
14042020140426105926067.jpg

~45km(40:12
平均ペース 8:02

そんで、あとは46km。昨年アレキ専用椅子を用意していただいたのにたどり着くことができなかったあの場所へ。
ついに、ついに、僕はやってきた。長かった。とても長かったよ。
どこからともなく歌が聴こえてきた。

はるか~草原を♪ ひとつかみの雲が~♪
あてもなく~さまよい♪ とんで~ゆ~く~♪

あっ、すいません。歌は聴こえませんでした。

やっときた、レイさんエイド。ここが僕のゴール地点だ!ゴ~~ル!!!
140420P1170365.jpg
感極まったゴールシーン。涙を誘うな。
140420NORI7408.jpg
やった、やったよ、オレ。
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あっ、すいません(笑)

いやぁ、ここ天国かと思った。というか天国でいいと思った。今年は応援の方々もたくさんいらっしゃって、というか昨年たどり着いてないからよくわからないけど(笑)
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ほら天国。ちやほやされてる。日常の暮らしの中で、こんなにちやほやされることはない(笑)
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どこからともなく歌が聞こえてきた。

ここは天国じゃないんだ♪ かといって地獄でもない♪

見えない自由がほしくて 見えない銃を撃ちまくる♪
本当の声を聞かせておくれよ♪

本当の声はどっちだろう?ここがゴールでいいんじゃないだろうか?(笑)
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これだけ多くの方々に応援していただいているのに完走を目指さないわけがない、と思ったかどうかは忘れてしまったが、こういう応援の一つ一つが本当に沁みる。嬉しくて、嬉しくて、しかたない。

そんなわけで、またさぶろうさんと二人で出発だ。出発間際にチャレさんとハイタッチして先へ進んだ。
かっこよく先へ進んだものの、この確変か!と思うほどの応援充足地帯を越えてしまった僕は、これから何を心の拠り所に生きていけばいいのだろうか?と思いながら、よろよろと先へ進んだ。
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