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2016 ハセツネレポ その3

例年だと入山峠を抜けると列は連なるものの渋滞はなくなり、サクサク進めるようになるのだが、今年はところどころで渋滞があった。

しかし、その渋滞にすら着いていくことはできずに何人もの人を見送った。
ただただじっと立ったまま何度も何度も深呼吸をしたり、ハンガーノックなのかな?と思いつつウィダーインゼリーを補給したりするが、なんというか何かから逃げているのにもがくだけで全然前に進めない夢を見ているように、でも呼吸だけは圧倒的に現実的なまま先へ進むことはできなかった。

もうこの区間はドロドロだった。ほんのちょっとした上りですら息が上がった。醍醐丸へたどり着くことすら夢だった。
それでもまぁ、そこまで行けば知っている誰かがいて、そして場合によっては文明の利器を利用して街へ帰ることができるということは大きな支えだった。

ハセツネでサブ10をすることができるエリートランナーはその日のうちに電車で帰ることができる。
醍醐丸でリタイアして帰ると、そのエリートランナーに交じって電車で帰ることができる。
およそ人間離れした体型の彼らが電車の中で無言でお互いを称えあうその場に、自分もいることができるのかと思うと、なぜだか少し誇らしい気持ちにすらなった。

そんな感情が間違っていることはわかってはいるのだが、そんなことでも思っていないと先へ進む気にもならないのだ。

昨年のハセツネは今年よりも2週間開催が遅かった。昨年の僕は醍醐丸の少し後でライトを装着した。それ以前の年は醍醐丸から30分後くらいにライトを装着した。

今年の僕は醍醐丸に着く30分前にライトを装着した。その時点でもううんざりした。どうやったってこれでゴールまで行けるとは思えなかった。
座ってライトを装着しながら第一関門で食べようと思っていたみかんに手をつけ、さらには第一関門以降、ちびちびと飲もうと思っていたご褒美のコーラもすでに半分がなくなった。

でも、まぁ、進むしかない。そもそもこういうことを求めてここに来たのだろうから。

って、誰が求めてるんだよ?こんなもん。オレの中の誰がこんなものを求めているんだよ?

なんだかすでに訳がわからなかった。

ライトをつけてもガスっててあまり見えなかった。金曜日に補給食等を買いに行ったときに黄色いセロハンを買おうと思っていたのに売っていなかったのであきらめたのだが、もう少し真剣に探せばよかったと思った。

醍醐丸の手前に長い上りがあるのだが、そこへようやくたどり着いたときには嬉しい反面、この上りを上り切れるんだろうか?という不安もあった。
それでもゆっくり上り続けていると案外立ち止まらずに、あくまでゆっくりだけど上り続けることができた。上りの途中では何人かの人が立ち止まって休んでいたので、自分が少しは回復してきたのかもしれないと思えた。

あと、今年は例年より蒸し暑かったように思う。日が暮れれば涼しくなるのに、この時点でも暑くて仕方なかった。
ただ、暑さとの戦いは僕の場合はいつものことなので、慣れてるといえば慣れているのかもしれない。

醍醐丸への最後の上りを上っているときに、レイさんとriverさんが声をかけてくれた。知っている人が待っていてくれているというのはすごくうれしかった。

醍醐丸へ着く前はリタイアする気満々だったのだが醍醐丸への最後の上りを止まらずに進めたことで、もしかしたらこの先復活するのかもしれないと思って調子に乗った僕は先へ進むことにした。

つーか、通常のハセツネではこんなところでリタイアを考える人など怪我等を別にすればいないし、醍醐丸でここまで盛り上がるハセツネレポだってない。

とにかく真っ暗な山の中で、ずっと応援しながら僕を待ち続けてくれたレイさんとriverさんにお礼を言ってその先へ進んだ。

ちなみに昨年は醍醐丸まで4時間6分だった。
それも10㎞地点で失速したので例年より遅かった。一昨年は3時間半ぐらいだった。

今年は5時間20分。

時計を見て驚いた。先へ進むことにはしたものの、すでにあきらめかけていたと思う。
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2016 ハセツネレポ その2

登山口に着いたとき、僕の頭はぐわぐわん回っていて、息切れ動悸眩暈の更年期状態になっていた。
本当は一気に心拍を上げ過ぎただけなのかもしれないし、ただの練習不足なんだろうけど、あまりの息苦しさと眩暈のため軽いパニックになった。

実は金曜日に新しい職場で健康相談みたいなものを受けさせられて、そのときに血圧を計ったら170という見たこともない数字を叩き出し、先生と二人で目を疑ったということがあった。

もう一度計ってみましょうということで計ってみるも160というセカンドベストを叩き出し、まぁ、新しい環境で緊張されているのかもしれませんね、などという至極曖昧な診察結果をいただいた。

登山口からはしばらく急登が続くが、ここでは立ち止まるほどの渋滞はない。
この先で立ち止まるほどの渋滞があるので、そこまでは隙あらば抜く、くらいのがんばりどころなのだが、その急登で悉く抜かれ続けた。

そのスピードたるやハイカーにも道を譲る程度で、僕がトレイルランナー代表だったらハイカーの皆さんにトレイルランナーが嫌われることもないだろうというくらいのスピードだった。

邪魔にならぬよう端っこをヨタヨタ歩きながら抜かれ続けた。
アレキタレは、これはきっと血圧170だからに違いない。こんな状態で山なんか上っていたら血管がプチってなるんじゃないだろうか?こんなことをしていていいのだろうか?と思っていた。

今まで高血圧なんて言われたことがないから、どんな症状が出るのかわからず、とりあえず今のこの苦しさは走ったり山を上ったりしているせいではなく、高血圧のせいだ、とアレキタレは考えていた。

あっ、アレキタレはアレキ・ヘタレの略ね。

とにかくペースを下げられるだけ下げて、少しずつ前に進むしかない。この急登を上りきれば、す~さん夫妻が応援しているはずだ。そこまでなんとかがんばろう。

開始わずか3~4km地点のことなのに、もう応援の方々の力を借りないと先へ進めなくなっていた。

ようやくす~さん夫妻の待つ場所までやってきた。被り物をして陽気にハセツネランナーに声をかけるす~さん夫妻の横で、僕は、この日初めて座った(笑)

もちろん、こんなところで座っている人などいない。
アレキがアレキタレと呼ばれる所以だ。

しばらく座っていたが呼吸が治まる気配もないし、でも、あれだ、オレは全部歩くつもりだったんだ、と思い出して先へ進むことにした。
平らなシングルトラックの道を集団の中で歩く勇気もなく、流れにのって走る。
まぁ、すぐに渋滞になったのでなんとかなったが、止まっている間も全く呼吸が落ち着かない。

う~ん、この先どうなってしまうのだろう。醍醐丸(15.3km地点)までたどり着けるのだろうか。
この時点ではハセツネが71.5kmのレースだということを完全に忘れていた。

今年のハセツネは序盤もそうだけどこのあたりでも渋滞がけっこうひどかったのだが、僕にとってはとてもありがたくて、このまま渋滞を理由にレースが中止になればいいのに、と思っていた。

入山峠(7.0km地点)に2時間19分かかった。例年は1時間50分だったので30分も遅い。ここまでは登山口からの急登を除けば流れに着いては来ていたので、渋滞等で全体的に遅かったんだと思う。

でも、ここから先は個人的にさらに遅くなる。
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2016 ハセツネレポ その1

ちょっとがんばって一話完結目指す。
なぜなら続くと未完になるから(笑)

勤務先が変わってから電車に15分しか乗らなくなって、今まで通勤電車でブログ書いたり読んだりしてたので、その時間がなくなり、まさにブログ存続の危機にある。

当日は雨。いきなりテンション下がる。昨年同様、秋川駅まで車で行ってそこから電車。
R2さんが陣地設定してくれたのでゆっくり11時に会場到着(笑)
ホント、すいません。

ゴールはギリギリだろうから、荷物が置ければいいやと思っていたけど、まさかのDNFだったのでそこで始発まで休むことができた。
R2さん、いつもありがとうございます。

4回目の参加でも緊張で手が強張ってくるのを、初ハセツネのアンジーさんやR2さんとお話ししながらほぐす。
年に1回しか会わないhideさんともお話しした。

雨は止み、外へ出て、応援に来てくれたメテオデさんやmizoreさん、す~さん夫妻とお話しする。

今回、タイム的な目標はまったくなかったのでペース表も持たず、さらにはジェルも一つも持たず、完全固形物にした。おにぎり唐揚げ魚肉ソーセージみかんチョコ塩羊羹。水分は3.35リットル。

先週、R2さんとでんさんで飯能アルプスを18kmくらい歩いたのだが、そこそこサクサク進めて、疲労もそれほどなかったので、とにかく歩きでいいのであまり休まずに行けば、完走できるんじゃないかと考えていた。

先週のように18km進めればハセツネだと醍醐丸を越えるし、たぶん醍醐丸を越えることが完走へ向けての第一歩のような気がした。
ちなみに醍醐丸ではレイさんとriverさんが応援に来てくれているので、そこまで行けばリタイアしても車に乗せてもらって帰れることは確認済みだ(笑)

で、スタート場所のグランドでは、ハセツネ同志でんさんとお話ししたり、ってあれから3年かぁ。

それから、はじめましてのkpinkcatさんに会う。
あえてリンク貼ったけど、ほら、あのネコさんに信越ペーサーを頼んだ、最近ホットな、あのお方ですよ。

hideさんが名前を訊いたら恥ずかしそうに答えてたから、たぶん初めてHNで自己紹介したんじゃないかと思う。
最初は恥ずかしいよね。けーぴんくきゃっとさんでいいのかな?
名乗っていたけど声が小さくてわからなかった(笑)

初レースが信越で2戦目がハセツネという、僕やみわっちさんを遥かに超えた無謀者だ。
でも、ハセツネ、きっちり完走されたようなので、さすがだ。

で、まぁ、スタート!

スタートから登山口までのロードで、どららさん、ネコさん、ニシキさん、mizoreさん、メテオデさんに応援いただいた。

途中でブログ読んでます、と声をかけていただいて、ハセツネとか信越とか速い人のレポばかりなので、アレキさんのブログはすごく貴重で参考になります!と誉めていただいた。

誉められたんでいいんだよね?(笑)

この間、ここ数ヶ月の月間走行距離が100kmくらいと書いたけど、そのすべてが山なので実際は歩行距離だ。ロードはまったく走っていない。
それなのに、登山口までのロードはゆっくりでもいいから歩かずに走ろう、なんて真面目に思ったのがまずかった。

途中ほんの少しのトレイル区間で渋滞もありつつ、その後のロードもゆっくりと走り続けていると、登山口の神社にたどり着いたときには、すでに僕の身体は悲鳴をあげていた。

やっぱ一話は無理(笑)
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ハセツネの結果

4度目の参加になるハセツネ。
なんだかんだ言って、このレースだけは、制限時間が緩いこともあって、完走できてたんですけど、今回初めてのDNFでした。
32kmの西原峠にて気持ちも水分もなくなりリタイアしました。

応援していただいた、メテオデさん、mizoreさん、す~さん夫妻、どららさん、ネコさん、ニシキさん(たしかいらっしゃったと思います)、レイさん、riverさん、ありがとうございました。

さすがにちょっとあれだな、と思う。
次だよ、次。とはすぐに思えないというか。

あっ、でも次は伊豆が岳クィーンズトレランだった。ユキさんと一緒に参加。

次だよ(笑)
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オレはただ痛めつけられたいだけ

ここ数ヶ月の月間走行距離の平均は100㎞弱くらいだ。

こんなんで明後日走れるわけがない。

今週から新しい職場で、いろいろと大変だし、山の中を71.5㎞もウロウロした翌日に、ちゃんとした状態で会社へ行かなくてはならないことを考えると、そんなことしている場合ではない。

ま、もっと走ってればね。また違ったんだろうから、自分のせいなんだけどさ。

なので今週末はどうしようか、なんて思うこともあるんだけど。

そもそも痩せようと思って走り出したとき、走ることは痩せるための手段だったんだよね。

だけど、なんか、走ることによって痛めつけられている感じが妙に心地よくなってきて。

別にMでもSでもどっちでもいいけど、とにかく痛めつけられていたいと思った。

生きてることがおこがましく感じられて贖罪というわけではないけど、だから走って痛めつけられることでバランスを取っていた。

また走ることによって痛めつけられることにはほんの少しの充実感とか開放感みたいなものもあって、痛めつけられたんだから少しだけなら喜んでもいいよね?みたいなことも思った。

その後。

多くの人たちに出会って、多くの景色を見せてもらって、多くのレースに参加してきた。

その瞬間瞬間は夢みたいなものだとしても、痛めつけられた後には確かに喜びがあった。

そんな気がしていた。

だからタイムも関係ないし、今回は完走も関係ない。

そんなことで意味はあるのか?と思われるかもしれないけど、でも、とりあえず行ってくる。

オレはただ痛めつけられたいだけ。
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