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信越五岳まとめ

ハセツネレポ行く前に、これも整理しておきたかったので先に書いてしまいます。
じらしてるわけではないのです。たいした記録でもなかったしね。

ネコさんがたくさん信越のこと書いてくれているので、それをまとめておきたかった。
ほら、どうせ自分のレポだと長くて読み返さないから、ネコさんのレポのほうが参考になるし(笑)

夏休みの予定
信越五岳
信越五岳スタートしました。
信越五岳5A
信越五岳110kmペーサー無事に終えました。
信越ペーサー最終ランナーを引き受けてから
信越に向かう車中で
信越五岳5Aで...
信越五岳ペーサーその1
信越五岳ペーサーその2
信越五岳ペーサーその3

ゴールしたあとは制限時間内までゴールで応援をした。

といっても2分半で終わりだし、僕の後には2人しかいなかったけど。

最後の人は直前でゴールゲートがわからなかったようで、違う方へ走ってしまい、応援しているみんなが大声で、違~う!こっち!こっち!と叫んだりしてかなり盛り上がった。
結果、間に合ってよかった。

その後はやっぱりしばらく動けなくなり、椅子に座ってボーっとしたりストーブにあたっていたりして、4時半頃に宿へ行くバスに乗った。

後泊が義務で、さらに翌日の閉会式の会場近くに宿があるため、ゴール地点からはけっこう時間がかかる。

バスの中では起きていられず、すぐに眠った。そのバスの中で信越の結果の記事をあげているようなのだが、僕は自分がいつあの記事をあげたのか覚えていない。

途中コンビニに寄ったりもするがバスから降りて買い物に行く気力などない。

5時半に宿へ着き、お風呂とか入ったりしてるうちに6時半になり、夜が明けてから眠りについたが、朝食は8時半なので8時に起きた。
ギリギリにゴールをすると、まあ、このような状態になる(笑)

10時にチェックアウトで閉会式の会場へ宿の車で送ってもらう。
宿の滞在時間、4時間半(笑)

宿でも閉会式の会場でも帰りの車の中でも、とにかくネコさんと何度も何度も本当に完走できてよかったと言い合った。

制限時間の2分30秒くらい前なのだから、ほんのちょっと何かがずれただけで完走は無理だったと思う。

そんな感じで僕の信越五岳トレイルランニングレースは終わった。

信越五岳を完走するには、ただただ走れるところをきちんと走るということだと思う。
信越のコースで、とくに難しいところはない。
練習としてはそんなに山へ行かなくてもいいくらいだと思う。

とにかく先へ先へと走る練習。
ゆるやかな下りとかで、いかに力を抜いて走り続けるとかそういう練習でいいような気がする。

ま、終わってずいぶん経つから、本当はよくわからない。
そもそもレポに書いたとおり、もう駄目だ、と思ったときにはいつも誰かが助けてくれたから、それがなければ完走できなかったので、こうすれば完走できるとかは、僕にはわからないね。

今回のレースに参加したことは、やはり無謀なことだったのかもしれない。

でも、そのおかげでたくさんの人が応援してくれて、たくさんの人が練習につきあってくれて、すごい遠くから駆けつけてくれて、そしてネコさんがサポートしてくれて、こうやって改めて振り返ってみると、とても幸せな時間だった。

そういう意味では、このレースのエントリーを決めたことが、なんか風穴を開ける、みたいなことになったのかもしれないな。

20150925IMG_1759.jpg

本当に皆さん、ありがとうございました。
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信越五岳トレイルランニングレース レポ ラスト

ようやく、レポ、ラストです。
今までお付き合いいただき感謝です。ちょっと長かったけどね。

で、まだこれ以外に雑感的なこと。メモ的なことを書くかもしれません。
とりあえず、レースレポはこれがラストです。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ラスト7.2kmの林道。制限時間まであと58分。すぐさま二人で走り出す。

ところが、だ。

走り出してすぐに違和感を感じる。

僕が今までに出たことのあるトレイルレースは、ゴールまでの最後の区間っていうのはどう考えても下りだ。
だって山から下りてくるんだから下りに決まってる。今回だって当然そうだと思っていた。
それなのにこの林道はゆるやかとはいえ上りだ。なんで?なんでここ上りなの?
そんなことを思っても何も変わらない。とにかく走り続けるしかない。必死に走る。

砂利の林道を走りながら、その砂利の白い部分が夜の闇の中に鮮やかに浮かび上がり、その白いラインはゆるやかな曲線を右に左に描きながらいつまでも続いている。
その白いラインに沿って走りながら、その先に続いていく白いラインを見続けながら、黙々と走る。
何度カーブを曲がっても、その先に見えるのは上っていく白いラインだ。その度に絶望的な気分になり、その度に気を取り直して走り続ける。

靴紐がほどけてしまったので、止まって靴紐を直した。
そのときに、ネコさんに、つーか、なんで上り基調なの?と話しかけたが、ネコさんはその言葉に反応しなかった。
そうだ、ネコさんはネガティブなことは口にしないんだった。そして僕もそういうペーサーを求めていたはずだ。すぐに走り出す。
ネコさんは時折り、いけるよ、とかこのまま、とか声をかけてくれる。そして力強く走る。僕も遅れずに走る。たぶんキロ7分は切っていたと思う。

ところが、必死で走り続けていたのに15分走ったところで僕は苦しくなって立ち止まってしまう。これをあと45分も続けることはできないと思った。
呼吸が苦しくて走れない。いや、正確に言うと、身体全体の酸素が足りなくて、身体中が酸素を求めているのに、口や鼻から呼吸をするだけでは酸素が間に合わずに身体中に行き渡らない。そのおかげで脚も動かない。そんな感じだった。

その後は歩いたり、走ったりの繰り返しで、歩いたら間に合わなくなるのは自分でも充分わかっているのに、それでも体を動かすことができない。
ネコさんは、このままじゃ間に合わないみたいなことは一言も言わずに、集中して走ろう、とかいける、いける、とかあと少しだよ、とか声をかけてくれたり、先に走って行ったり、立ち止まって待っていてくれたり、僕の横を歩いたり、僕の後ろからライトを照らしてくれたり、いろいろなことを考えながら行動してくれていた。

途中に立っていたスタッフの横を走り過ぎたときにその人が、残り3.3kmだよ、でも距離が正確かどうかわからないからとにかく走り続けて、と声をかけてくれたけど、それでも僕は走り続けられずに、歩いたり走ったりを繰り返していた。

ネコさんが数十m先を走っていて、僕がタラタラ歩いているときに、またもや石川弘樹がやって来て、走れば間に合うのに走らないんだ?と、たぶん鼓舞してくれたんだろう、声をかけてくれたときも走り出すことができなかった。

僕は、そういえばオレっていつもあと少しのところでも簡単にあきらめるような人間だったよ、と遠く深夜の山の中で、自分の半生を思い返して反省したりして、なんでこんなところで人生振り返ってるんだよ、走れ!と思うものの、脚は思うように動かない。

ついには走っている速度も体感でキロ10分を超えてしまっているようで、これじゃ、走っても間に合わないじゃん、無駄じゃん、なんでここまで来てダメなんだ?あと少しなんだよ、と泣きたくなった。
キロ10分でも走り続けられずに、歩いているときには半分よろけながら歩くようになる。

ホントにここまで来てあきらめるの?なんで?と思うけど、やっぱり走り続けることができない。
くそっ。応援してくれる人とか応援に来てくれた人とかネコさんとかになんて言えばいいんだろう?
なんであとほんのちょっとがんばれないんだろう?ああぁぁぁ、と思いながらキロ10分で走っていた。

すると、残り2.5kmあたりで、数十m前を走っていたネコさんが、突然、大きな声で僕を呼んだ。

アレキさんっ!ここから先、下りっ!

マジすか?マジですか?そこから走り出す。下りは重力に逆らわなければ僕の体重が連れて行ってくれるはず。重量型ランナーの特権だ。
とにかく脚を回転させて転げ落ちるように走る。もう、前を走るネコさんのふくらはぎだけを見ながら走る。
いけるかもしれない。まだ間に合うかもしれない。必死で走り続ける。

スタッフの人が、あと1.5kmだよ、このままずっと走り続ければギリギリ間に合うぞ、と声をかけてくれる。
あと1.5km。もう立ち止まってはいけない。歩いてはいけない。とにかく今の自分が走れる最大のスピードで走り続けなくてはならない。

110kmのうちのたった1.5kmなのに気が遠くなるほど長く感じる。走れ。とにかくネコさんのふくらはぎだけを見て走り続ける。
脚の感覚がなくなってきて走っているのかどうかよくわからないけど、景色は流れていくので、このまま動き続ければいいんだと思う。

なんとなく遠くのほうから微かに声が聴こえてくるような気がする。まだか?まだなのか?
ネコさんが林道の脇のトレイルの道に入る。え?ここからまたトレイル?しかも少し上ってる。

でも止まるわけにはいかないと思って走っていると、夜の闇の中から、急に視界が開けて、そして眩いライトに照らされる。
僕らはゲレンデに立っていて、そこから見下ろした先にはゴールゲートが見える。そのまま光に包まれるようにゲレンデを下りて行くと、女性の声が聴こえてきて、あと3分を切りました!と言っている。

ここからゴールゲートまでは100mもない。やった、オレ、間に合った!と思うと、自然と、うおおぉぉぉ!と声をあげていた。
そのまま僕はネコさんの手を取り、一緒に走り出す。
ネコさんと一緒に両手を上げて、ゴールゲートをくぐり、ゴールしたあとは、その場にへたり込んで、しばらく立ち上がることができなかった。

Goal(17.7km) total(110km
time(3:55) total time(21:57

20150924150922052.jpg

僕たちはスタート前にしたときと同じように、固い握手を交わした。
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09

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信越五岳トレイルランニングレース レポ その11

8Aから瑪瑙山(1748m)まではずっと上りで500mくらい上る。
18時間もかけて92kmも進んで、さらに23時半を過ぎてからの500mの上りなんて、あまりに馬鹿げている。クレイジーだ。正気の沙汰じゃねぇ、と思っていた。
しかし、整体のおかげで最後の上りの脚が復活した。

ネコさん曰く、マッサージしてもらうことでフレッシュにはならないけど、少し前くらいの状態に戻すことはできるとのこと。
僕一人だったらこんなこと思いつかずに、すぐにスタートしただろうから本当によかった。

シングルトラックの泥濘の道を進んで行くが、やはり上りでは前の人に追いつき、抜いていける。ネコさんも、上りはいいね、と言ってくれる。
たぶん、完走ギリギリの走力の人たちの中では上りが得意だということだと思う。普段一緒に山へ行く人たちにはどんどん置いていかれて、いつも一人ぼっちになるのに(笑)

そんな感じでトレイルの上りを進み、ゲレンデの上りになる。さすがに急登なのでペースは落ちるが、一歩一歩確実に上って行き、ついには山頂へ。
20150924IMG_8663.jpg

山頂までは1時間半くらいかかった。
空を見上げると星がとても綺麗だったけど、立ち止まることなく下る。
残り2時間半で、あと12kmくらい。しかもほぼ下りのみ。
この時点で、二人で完走を確信した。このまま全部歩きでもOKなんじゃないの?なんて言い合っていた。

ところがそこから大変なことになる。
ゲレンデの急な下りではズルズル滑り、また、踏ん張る脚も残っておらず、すごくゆっくりとしか下れない。上りで抜いた人たちに抜かれていく。

そのままトレイルの下りになる。まぁまぁ急で少しガレていて岩とか木の根が埋まっている。
右目が見えないのでさらに遅くなる。左目だけで見ていると距離感がつかめない。
多少無理してでも速く下ろうかとも思ったが、ここでグネったりすると完走どころではない。最後に7kmくらいの林道があり、そこをゆっくりとでも走れないと完走は難しい。
ここは我慢するところだと思い、ゆっくりと下る。

これ下ったあとの上り返しが2kmあるって、みわっちさんのレポに書いてあったんですけど、それが不安で、とネコさんにコースのことを訊いてみると、覚えていないからたいした上りじゃないと思うよ、とのこと。
まぁ、ケガしても仕方ないのでゆっくりと下ろうということになったのだが、そんな事態が一変する出来事が起きる。

下りが遅いのでそこそこ抜かれてはいたのだが、後ろからすごい勢いで下ってくる集団がやってきたので、道を譲ろうとして止まっていると、その先頭に立っている人がいきなり話しかけてきた。

まだゴールには間に合うから!オレがゴールまで連れて行くから!だから一緒に付いて来て!

なんだ、この熱い人は?え?なに?って思ったら、その御方は石川弘樹だった。マジですか。ここでも石川さん、出てくるのか。本当に頭が下がる。

僕はゆっくり行くと決めていたので、その団体に道を譲ろうとしたら、ネコさんが付いていったほうがいいと言う。
このままズルズル行くより、ここで付いていくほうがいいと思う、とのこと。

ネコさんがそう言うのなら、と思って、その集団の一部となり駆け下りて行くも、マジで怖い。
右目が見えないだけでどこに脚を置いていいのかわからない。すぐに止まって道を譲っていると、止まっちゃダメだ、と石川弘樹に言われる。
しかし、ここで脚をグネったらお終いだ。

必死の思いで石川弘樹に付いていく人々を見送って、また元の山の静寂の中に置いていかれる。多少空気が重くなったような気がする。
ネコさんはネガティブなことは言わない人だから、あとで聞いた話だけど、石川弘樹は毎年こうやって完走ギリギリの人たちを引っ張ってくれるようで、だから石川弘樹に抜かれたら完走は危ういと思え、という言い伝えがあるらしい(笑)

ネコさんはやばいと思ったかもしれないけど、当然そんなことは口に出さず、そして僕は呑気に、最後の林道で勝負だ!と思っていた。

その後もタラタラと下って行くが、なかなか終わらず、このあと上り返しがあるんだよな、と思うとだんだん不安になり、そんな頃にようやく100kmの看板が出てきた。
20150924IMG_1744.jpg

上り返しを含めた残り10kmを1時間40分くらいで進まないといけない。これ、いけるのか?と思う。
しばらくしてようやく上り返しになったのだが、ネコさんの言うとおり、たいした上りではなかったものの、この上りが2kmも続くので、なんだ、この無駄に長い上り返しは?時間だけが過ぎていくじゃないか、と思いながら、とにかく必死の早歩きで上り続けた。

上りがあれば当然下りがあるわけで、いつまで経っても林道へはたどり着かない。
瑪瑙山山頂で完走はもらったと思ったことが遠い日の夢のように思えてくる。

下りのトレイルをタラタラ歩いている場合ではない。でも怖いので小走り程度で進んで行くが、それでも前を走るランナーに追いつくようになる。
しかし、ここまで来ると誰もが頑張らないといけないわけで、道を譲ろうとするランナーに、道譲らないでいいですから、一緒にがんばりましょうよ、と声をかけて必死で進む。

そんな感じでゼーハーしながら走り続けていると、ようやく林道へ出ることができた。
林道には水のみのエイドがあって、その前には石川弘樹が立っていた。

あと7.2kmです、とスタッフの方が教えてくれる。石川弘樹も、まだあきらめなくて大丈夫だよ、ここからがんばって走れれば、まだ間に合うよ、と甘い声で教えてくれる。

スタッフの方がボトルに水を補給しますか?と言ってくれたが、それを断り、早急に紙コップの水を2杯飲んで、ネコさんに、行きましょう!と言う。
103kmも走ってきて、ここであきらめてたまるか。

あとは林道7.2kmのみ。制限時間まで58分。キロ8分を超えなければいいのだ。
行くしかない、やるなら今しかねぇ、誠意って(以下略)

二人で林道を走り出す。ラストだ、ラストの走りだ。

魂だろ、魂。
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08

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信越五岳トレイルランニングレース レポ その10

ようやくネコさんレポに追いついて、お互いクロスするようなレポが、その場にいたはずなのに、ドキドキする(笑)

今日入れてあと3回で終わる予定です。
ほんとダラダラレポにお付き合いいただきありがとうございます。

@@@@@@@@@@@

7Aまでは6km。目標タイムは1:15。
地図上では平らに見えたのに、いきなり急な舗装路の上りから始まる。
こういうレース地図のフラットな図なんて信じちゃダメだな、と思う。

そんな些細なことですぐに気持ちが折れる。
エイドを出たばかりなのに動きが鈍くなったようでネコさんから少し寝たら?とのアドバイスで路上で1分くらい寝る。まぁ、寝るのは好き(笑)

トレイルからはまあまあ平らになるも、木道や石畳の上を進み、その下がぬかるんでいるために走りにくくて、なので走ったり歩いたり。
戸隠神社の中を進んでいるらしいのだが真っ暗なのであまりよくわからなかった。

それと、僕はレース前日まで毎日のようにコース図を眺めて、いろんな人のレポを読んで、とくにコースを詳しく解説している人のレポを何度も読んでいたのに5A以降のコースをあまり覚えていなかった。

知らず知らずのうちにネコさんがいるから大丈夫、と思っていたのかもしれない。たまたまネコさんが2年前にみわっちさんとこの区間を試走していたので助かった部分が大きい。

そういえばネコさんは僕と一緒にスタートしてから、けっこう携帯を見ながら進んでいた。LINEやTwitterやFacebook等を駆使して、逐一リアルタイムな情報をアップしていたらしく、それによって僕らの動向を窺えるようになっていたようだ。

さらには優秀なブレーンである、どららさんからの情報も得ていたようである。
僕はスタートから一度も携帯を見なかったので、そんなことになっているなんてよく知らなかった(笑)

7A(6.0km) total(87.0km
time(1:13) total time(16:14

目標タイムより2分早い。ここではトイレタイムもあり5分くらいの滞在。
次の8Aまでは5.3km。目標タイムは1:20。

8Aが最後のエイドで、そこから先はゴールまで17.7km。
チャレさんのペース表だと8Aからゴールまでは3時間40分となっていたが、僕の脚では4時間は欲しかった。

昨年みわっちさんはこの区間に4:26かかっている。
それでもそれまでの貯金により制限時間の20分前にゴールしている。
やはり最後の区間は満身創痍なのだろうから予定通りに進めない。

みわっちさんほどの貯金は作れないけど、何とか4時間は残して8Aを出発したい。
ここから8Aまで目標タイムどおりに進めれば4時間20分前に8Aに着いて、休憩含めても4時間前に出発できそうだ。

ようやく見えてきた。ネコさんとも完走はいけるだろう、なんて話もできるようになってきた。

行くぞ!と思ったものの、やはりすでに16時間以上かけて87kmも移動してきているのだ。なかなか思うようにはいかない。

スタートして少しすると、いきなり脚が動かなくなる。今までにない強烈な疲労感が全身を覆う。
眠気もやってきた。下りの道は左目だけで進んでいたので左目が眠い(笑)

また、この区間も地図上ではほとんどフラットだと思っていたのに、けっこうな上りがある。
さらにその上りは泥濘の道で脚を取られるたびに疲労度が増す。思うように進めない。
ここまで来ても時間に余裕はないのだから、このまま遅れればさらに完走は危うくなる。

ネコさんがいろいろ励ましてくれたり、上着を着た方がいいとかアドバイスをくれたりしながら、でもけっこうヘロヘロしながら進んでいて、それでもきっとウルトラには復活があるはず!と思いながら目を閉じたまま歩いていく。

うつらうつらしながらずっと進んでいて、このままこれが続くとやばいと思いつつも、そこから抜け出せない。
いけるよ、とか集中して、とかネコさんがいろいろ声をかけてくれる。

途中でボラで参加のでんさんと会い、少しお話ししたりして、だんだんと眠気は落ち着いてきたものの、疲労度は変わらず、ほうぼうの体でようやく8Aにたどり着いた。
20150924150922051.jpg

8A(5.3km) total(92.3km
time(1:27) total time(17:41

目標タイムより7分遅れたが、制限時間の4時間19分前に到着。ここで20分休んだとしても4時間を残してスタートできる。
でも僕は10分だけ休んで早めに出ようと思っていた。

しかし僕の疲労困憊度は僕自身にはわからなかったようで、トイレに行った後にエイドで温かい蕎麦を食べていると、ネコさんが整体を頼んだからやってもらったほうがいいと言う。

それって何分かかるの?と訊くと、10分かかるけど10分かけてもやってもらったほうがいいと言うので、やってもらう。

靴を脱いでテントに入ることすら億劫なほど疲れていた。
それでも横になり、太もも前から膝にかけてを診てもらう。
マッサージしてくれたのは若くてかわいい女の子で、僕の靴下は泥でドロドロなのに、躊躇せずにその靴下をしっかりと掴みながら脚を曲げたり伸ばしたりして、たった10分診てもらっただけで、固く張っていた太ももはかなり柔らかくなり、とてもビックリした。

ちょっと嬉しくなり、これでゴールまで行けますね!と言うと、そうですね!と言ってくれた。

8A滞在時間21分で、残り時間は3時間58分。

エイドを出るときにはその場にいたスタッフの方々が声をかけてくれて、先ほど診てくれた若くてかわいい女の子もテントから出ていて、がんばってください、と声をかけてくれた。

僕があと20歳若かったら完全に惚れていたと思う。

よし、ようやくあと17.7kmまでやって来た。あと少しで、この長い旅も終わる。

応援してくれているみんなや、ペーサーをしてくれているネコさんのためにも、なんとか完走という形で終わりにしたい。

そして110kmという壮大な未知の距離を進んだ自分が、どんな景色を見ることができるのか、それを確認するために、行こう。
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07

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信越五岳トレイルランニングレース レポ その9

ようやく5A(66.6km)に着いた。

終わったぁ。オレの任務は終わったぁ、と思う(笑)
20150924150922035.jpg

やりとげた男の顔。つーか、やつれてるし(笑)
20150924150922036.jpg

ま、そうは言いつつも、あと40km以上ある。なんだかんだ言っても、その距離を自分の脚で進まないといけない。
たしかにネコさんと一緒というだけで根拠のない安心感はある(笑)
でも、それに応えられるかどうかも含めて、結局は自分自身なんだよな、とも思う。いけるかな、オレ。

みんなが待っていてくれて、またもやボーナスタイム(笑)
ここでは何も食べられなくて、温かいものがあったので味噌汁を飲んでいると、ネコさんが味噌汁を持ってきてくれたので、なんでまた味噌汁?と思っていたら、僕が飲んでいたのはミネストローネだった。もう味覚まで変になっているのか?

着替えて、ライトの準備をして、ネコさんが背中を休ませたほうがいいというので寝る。
20150924150922042.jpg

ペーサーは僕の荷物を持っていいことになっているのでレインウェアと予備の乾電池を持ってもらおうとすると、ネコさんは僕のリュックごと自分のリュックに入れた。
そのためにわざわざ大きめのリュックを手に入れたらしい。マジですか。

カケルくんにがんばって、と言われてホロッとしたり、応援に来てくれたみんなが、ここまで来たら完走だよ!という激励をしてくれて、本当に何が何でも完走したいと思った。

決意のわりには疲れたきった表情(笑)
20150924150922044.jpg

17分滞在して、17時42分にスタート。行くよ!行ってくるよ!
20150924150922045.jpg
20150924150922046.jpg

次の6Aまでは14.4km。目標タイムは3:15。

いきなり急な階段を上るも、そこを上ればあとは平坦な道だから、とネコさん。
どこか痛いところある?と訊かれて、どこが痛いのかわからないくらい痛いと言うと、それは大丈夫なやつの痛みだ、とネコさん。

もうね、あれだから。ネガティブなことは一切口に出さない人だから(笑)
でも、それがなんかいい感じだ。

ゆるやかなアップダウンが続く、歩きやすいトレイルをとりとめのない話をしながらサクサク歩いたり走ったりする。
たしかに故障のような痛みはないし、あまり食べられはしないものの、胃をやられているというわけでもない。
疲労はあるけど66kmも移動していれば当たり前のことだ。ハセツネだったらあと5kmで終わりなのになぁ、とは思ったけど(笑)

淡々と歩きながら、このままいけるかも、なんて思ったのも束の間、右目がかすんでよく見えないので、目を擦っていると、コンタクトが外れた。止まって、コンタクトを入れ直して僕のリュックを取り出してもらい目薬を出す。目薬を差してからまた歩き出すも、まだ右目がかすむ。
しばらく右目を擦っていたら、さらに右目がぼんやりとして見えなくなる。あれ?

ネコさ~ん、ちょっと右目のコンタクトが外れて落としちゃったみたいだ。これから先、トレイルの下りとかは見えないから歩きでしか進めないと思う、と伝える。
予備のコンタクトはないの?と訊かれるも、用意してあったのにバッグに入れっぱなしにしてきたと思う、と答える。

まったく、もう。ここへきて、これだ。う~む。仕方がないのでネコさんに、遅くなる分、この先の6Aと7Aは休憩なしで補給したらすぐに出ましょう。そんで最後のエイドの8Aで休憩しましょう、と伝える。
それで大丈夫?と訊かれたが、まぁ、大丈夫にするしかない。

ま、行くしかないのさ、と思いながら林道を4km上り、少し下った林道は走る。その後はトレイルの上り。トレイル区間から泥濘があり、泥に足を取られるようになる。

黒姫山(2053m)のピークまでは行かずに、尾根をかすめるように進む。あとは下り基調で6Aだ。
この区間は、やはり2人になったことで、いい感じで進めていたと思う。ま、もうあまり覚えていないけど、覚えていないからサクサク進めたのだろう。
トレイルの下りはやっぱり見えないから怖くて遅くなる。下りでは右目を閉じて左目だけで進んでいた。

6A(14.4km) total(81.0km
time(3:06) total time(15:01

目標タイムより9分早く着いた。ここのエイドには3分の滞在でスタート。

ここから次の7Aまでは6.0kmしかない。さらに7Aから8Aまでは5.3kmしかない。
しかもそれぞれの区間は高低図を見る限り、どフラットに見える。

ここで力をためてラスボス瑪瑙山を含む8Aからゴールまでの17.7kmを進むための体力を取り戻したい。

と油断してはいけない。一つ一つしっかりと先へ進もう。
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