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2018 信越五岳レポ(ペーサー編) その5

今回、TRAIL SEARCHというものを使えば、でんさんの動向を伺うことができたので常にチェックしていた。
相方さんの100マイルの動向もチェックしておいてほしいというでんさんの依頼もあったのでその動向もチェックしていた。
相方さんはグングン順位をあげていき、かなり調子がよさそうだった。
本当はこんな人がペーサーの予定だったのに・・・。

でんさんが24km地点のバンフを通過したのがAM9:14。タイムで3:44。
ちなみにでんさんのペース表では3:45が目標だった。

雨は止み晴れてはいるものの、前日はけっこうな雨が降っていたことから決してトレイルの状態がいいわけでもないだろう。
そこをほぼ目標タイムどおりに通過しただけでなんだかうるっときた。

でんさんはたぶんいろいろ試行錯誤のうえにこのペース表を綿密に作り上げ、またそのペース表に基づいて自分をコントロールしながら山の中を走っているわけで、だから次の更新まではまだ時間があるのに、僕は何度もTRAIL SEARCHででんさんの通過タイム3:44という数字を眺めた。

11時過ぎに笹ヶ峰に到着して、さっそくす~さん夫に、やばいよ、でんさんがペースタイムどおりに走ってるよ、やばいよ、やばいよ、と報告すると、いやいや、なんでやばいの?と仰った。

たしかに(笑)

このペース表はわりとギリギリの時間で完走するペース設定になっているので、そのタイムがギリギリになればなるほどペーサーの重要度が増すというそういう意味でのやばいだが、本来的にはまぁ、がんばって走っているでんさんは決してやばくない。
いずれにせよ、僕の緊張感は増し、目は虚ろになってオロオロし始めた。

す~さん夫のリュック軽いね?オレの重いよ、やばいよ、ただでさえ身体が重いのにリュックも重いとかやばいよ、水分1リットルだけなのに何が重いんだ?これは軽量化を図るしかねぇ。

僕はリュックの荷物をバラバラとシートの上に出した。

レインウェアの下いる?でもこれほとんど重さないね。これか?このポイズンリムーバーいらないんじゃね?え?あっ、す~さん夫はいつだったか蜂に刺されたことあるもんね、必携だね。でもオレそもそもこれ一度も箱から出したことないし使い方もわかんないから持ってても無駄じゃね?もう5年以上前に買ったしいつもリュックに入れてるけど今初めて箱開けたよ。あれ?なんで安全カミソリなんて入ってるの?なんに使うのこれ?全然使い方わからねー、これやっぱいらなくね?だいたいナイトトレイルだよ?蜂って夜は寝てんじゃないの?

こんなやり取りをしていると近くに座っていたペーサー待機者の女性が苦笑しながらポイズンリムーバーを使ったことがあると仰るので、その場にいた数人の人たちと一緒にその女性からポイズンリムーバーの講習を受けた。

なるほど、ふむふむ。いるね、これはいるね。

そんな感じで緊張を紛らわすかのようにベラベラどうでもいいことを話し続け、一緒に待機しているペーサーの方々ともお話しして、オレね体重90kgにもなって全然走ってもないのに今回血迷ってペーサー引き受けちゃったら、今、ランナーはペースどおりに必死に走ってるから、こりゃ、一緒に走り出してみてオレ無理って簡単に言うわけにもいかないし、ホントに無理だと思ったら自ら足グネってやって捻挫でもしてリタイアする覚悟が必要だと思う、とか訳のわからないことを話していた。

でんさんが次のチェックポイントを通過した。

兼俣林道出口(39km)
6:11

目標タイムは6:15だ。AM11:45通過。

おぉぉぉぉぉ。でんさんすげえ、タイム上げてる。がんばってる、がんばってるぞ。

しかし、一瞬で寄せては返す波のようにそのことが巨大なプレッシャーとなり僕のもとへ押し返してきたからなのか、僕の口からは

「チッ、マジでやべえ」

としか出なかった。

そこをす~さん夫が聞き逃すはずもなく、アレキさん、今チッって言った?いや、前々から思ってたけど、アレキさんクズだね、でんさんが必死で走ってるのに舌打ちって、もうどうしようもないクズだよ、と言われた。

たしかに(笑)

す~さんはかなりのハイペースで走り続けているようで当初は63km地点のこの場所へやってくる頃にはヘロヘロになってくるだろう、というす~さん夫の思惑は外れそうで、覚醒した状態でノリノリの高揚状態でたどり着くんじゃないの?と僕が言うと、す~さん夫も目が虚ろになってきて、オレ置いてかれちゃうかな?やばいな、ここ来たらあいつのリュックの荷物整理するフリしてオレの荷物入れちゃうかな?なんなら石でも入れとくか、と半分真顔で仰るので、す~さん夫もクズだね?と言い合い、結局クズペーサー二人で傷をなめ合い続けた。

同じ場所で一緒に待っていた他のペーサーの方々は女性で皆さん旦那さんのペーサーをするらしく、ランナーとの走力を訊くと、みんな旦那さんのほうが上だと仰る。
え?じゃぁここにいるペーサーみんなランナーより走力が落ちるってこと?す~さん夫もそうだもんね?え?月間100kmしか走ってなくて初めてのナイトトレイルでペーサーやるんですか?

とにかく自分が安心できる材料を探し続けた。

その間もでんさんは必死に信越の山の中を走り続けていた。
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09

21

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2018 信越五岳レポ(ペーサー編) その4

完走へ導くことなんてできなかったヘタレペーサーのレポを毎日応援していただきありがとうございます。
こんなタイミングで俺の45シリーズなんて怖くてぶっ込めないのでこのまま続けます。

23時前に寝たものの0時、1時45分、2時30分と目が覚めた。3時30分に起きて、ホテルのロビーに4時15分集合。雨は止んでいた。
僕の車で、でんさんと一緒に会場へ向かう。

なぜわざわざ僕の車でと書いたのかというと、レースで役に立てる自信などまったくなかったので、他のことで貢献するしかないからだ(笑)

スタート会場で朝食を摂り、でんさんはいろいろ準備があるので4:45頃に別れた。



でんさんからは事前にペース表をもらっていてその時間の管理を頼まれていた。

別れ際に僕は、あのペース表どおりにいけば完走間違いないけど、あのペース表はまだ余裕があるから、もしそれより遅れたとしても充分完走できるから、だからタイムはあくまで目安で、とにかく待ってるから、と伝えた。

その後に、す~さん夫妻もやってきて、僕とす~さん夫は二人でスタート時間を待った。
そういえばこのあたりでケーピンクキャットさんと会って、一緒に写真を撮ったけど、その後、ケーピンクキャットさんはどうしたのだろう?完走できたのかな?

とにかく朝5時半スタート。

走り出すランナーをコース脇で待ち構えて、す~さん、でんさんを見送り、最後のランナーまで声をかけると、応援の人々はゲレンデの急な坂道を数十メートル上り始める。
ゲレンデを上ったところもコースになっており、グルグル回ったランナーがそこを通るので、それまでにみんなそこまで上って応援するのだ。

もちろん僕も応援のためにす~さん夫と上るのだが、それとは別に今日の僕の調子をこのゲレンデの急登で確認しておきたかった。
それによって僕のペーサーとしての資質も確認できる。

たぶん100mもない坂道を上り終えて応援の列に並んだときに、朝5時半の雨上がりの標高1000mくらいのところだぜ?汗だくなのは僕だけだった(笑)

やばい、やばすぎる、と思った。

とにかく走ってくるランナーの応援をして、す~さん、でんさんの応援もして、3~4人、僕と同じような体型のランナーを見かけたが、これからあの体型で110km走るのかと思うと、彼らには好感しか持てなかったので、より一層の声援を送った。

そういえばランナーの一人が急にしゃがんで何かを拾って、す~さん夫に手渡した。

これ(笑)


ミヤマクワガタ。
踏まれず無事でよかったね。

応援も終わり、スタート会場まで戻り、しばらくす~さん夫に弱音愚痴を吐きまくり、どうしたらここから逃げられるのかを訴えつつ6時半頃に一旦別れた。

す~さん夫はこのまま7時発のバスに乗りペーサー合流地点の笹ヶ峰へ行く。
僕は翌日の閉会式の会場へ車を置きに行き、そこから9時発のバスに乗り笹ヶ峰へ行く。
どちらのバスも11時には笹ヶ峰に着く。す~さんは15時頃、でんさんは17時頃に笹ヶ峰へたどり着く予定だ。

つまりそれまで僕らは待機時間。長い、長すぎる待機時間。
まぁ、わかっていたことだし、それにす~さん夫がいるので退屈しなさそうだ。

閉会式会場の赤倉体育センターからバスに乗り、笹ヶ峰へ向かう。
途中で昼食等の買い物のためコンビニへ寄ってくれたり、途中のコースで少しだけランナーの応援をさせてくれたりして笹ヶ峰到着予定。

僕はコンビニへは行かずバスの中で待っていた。ドキドキしていた。
周りの人たちは知らない者同士でも同じペーサーとして話をし始めたりしていたけど、僕は誰とも話さない。

いや、そんなコミュニケーション能力があったらブログなんてやってない。
いや、仮にブログをやっていたとしてもそんなコミュニケーション能力があったらアメブロをやってる。
FC2なんて選ぶ人は常識的な社交性なんて持ち合わせていない。
ついでに言うと、ライブドアを選ぶ人は変人ばかり、あっ、いや、個性的な人ばかりだ。
はてブロってごめんよくわからない。まとめブログ?そのくらいの認識。

このくだりいるのかな。敵しか作らないじゃないか(笑)

そんなことを思いながらって思ってないけど、バスに揺られながらドキドキしていたら、隣に座っていた女性が話しかけてきた。
穏やかそうな優しそうな女性に話しかけられお話ししているとなんだか緊張がほぐれてきた。ありがたい。きっとブログなんてやっていないんだろう。

彼女は旦那さんのペーサーをやるんだそうだ。
トレイルレースには夫婦で参加して、そしていつも夫婦で一緒にゴールするんだそうだ。今回は彼女だけクリック合戦に敗れてしまったのでペーサーとして参加したらしい。

夫婦でトレイルレースに参加して夫婦で一緒にゴールするって、たしかに彼女のお人柄からはそういった雰囲気が漂っているのだが、僕にはかなり衝撃的だった。

僕が知ってる夫婦でトレイルランナーといえばみわっち夫妻で、みわっちさんの信越初参加レポなんてペーサー夫とケンカしまくってて、いや、あのレポはすごく秀逸で、僕は大好きなんだけど、でもそういう夫婦が僕の想像するトレイルランナー夫婦だったので驚いた。
みわっちさんの夫がみわっちさんと仲良くゴールする姿なんて想像できない(笑)

す~さん夫妻だっていつも男前な走りをするす~さんとそんなに男前な走りではないす~さん夫。これも想像できない(笑)

なのでそういった仲のよいトレイルランナー夫婦の話に心和まされ、僕の緊張感が和らいでいき、とても温かく穏やかな時間を過ごすことができてよかった。

そんな感じで笹ヶ峰に到着。まだ午前11時。

さぁ、でんさん、オレはここで待ってるぞ。
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09

20

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2018 信越五岳レポ(ペーサー編) その3

レース前日、家を11時前に出て、車で現地へ向かった。
でんさんは電車で行くとのことで、さらには緊張でウエルカムパーティとかも出られるかわからないので会えたら会いましょうとのことだった。

一人車で高速道路を走りながら、今までのことを思い返していた。
まったく足りない練習量。足りすぎている体重。

7月はそこそこ山へ行ったものの8月は息切れしてほとんど走れず、信越までに一度はでんさんと一緒に山練したいと思っていて、8月18日に一緒にハセツネ試走をしたが、僕の状態は散々な出来で、不安を煽るだけになった。

ハセツネ試走のダメージも一週間抜けずランオフ。その翌週に、久しぶりにネコさんに会った。

ネコさんに信越ペーサーをする話はしていなかったけど、知っていたようで、僕に会い、僕の身体を見るなり、大丈夫?足ひっぱっちゃうんじゃないの?と一言だけ言って、その後はそのことに触れることはなかった。
ただ、飲み会では僕らが3年前に走った信越五岳の話をした。もう3年も前の話だからその話をお互いにすることは珍しい。

翌、日曜日。二日酔いで家で寝てた。
昨日のネコさんのことを考えていた。たいしたことは言わなかったけど、ネコさんが僕を見る表情から叱咤激励とまでは言わないけど、でもそういった感情をヒシヒシと感じることができたような気がする。

やっぱりネコさんはわかってるんだな。
どうしたらいいんだ?もう時間もない。カレンダーを見る。あと3週間か。あと3週間?あと3週間もあるのか。
ハセツネ試走のときに、でんさんがトレミで傾斜をつけて走っているって言ってたな。

トレミだと着地衝撃はないのかな。それに僕の近所は平坦な道しかないけどトレミなら傾斜つけられるから常に上り続ける道を走れるってことかな。

翌、月曜日。僕はスポーツジムへ行った。

トレッドミルアレキ略してトレキ誕生の瞬間である。


14時過ぎに受付会場へ着いた。
でんさんは会場にいたので会うことができた。お互いに緊張している。あっ、ここ和ますのオレの役目じゃねーか。

やべえよ、オレ無理だよ、あれなら早々にリタイアするから見捨てて先に行ってね、と身もふたもないようなことを言うと、私が引っ張って行くから大丈夫!と逆に励まされた(笑)

100マイルに参加される相方にもご挨拶をした。
その方もそうだけど、やっぱり100マイルに参加する人たちは全然人種が違う。体つきから目つきから110kmと100マイルの間にはかなり高い壁があるように思う。

ま、僕は110kmも無理だけど。

久しぶりにbgさんに会った。110kmに参加されるとのこと。相変わらず走り込んでおられるようだった。



ホテルへ行き、僕は部屋でペーサー合流地点に預ける荷物とかゴール地点に預ける荷物の仕分けをしなくてはいけないのだが、もう緊張で吐き気しかしねえ(笑)

とりあえずベッドでゴロゴロしながらTwitterを見ていたら、明日は丹後もあることに気づいた。
カブトムシさんがんばってほしいな、オレもがんばるよ、と思った。何年か前のチャレ富士で早々にリタイアして二人でコテージで話していたことを思い出した。

やっぱDNFはつらい。やるなら完走だ。
完走できないならできるまでやればいい。

信越五岳は僕にとって相性のいい大会のようで、前回参加したときは日に日に体調がよくなって長年悩まされていた踵の痛みも和らいでいった。
今回も状態はよかった。ただ単に練習不足、準備不足だった。

ウエルカムパーティは17時半からで、100マイルスタートは19時半だった。ちなみにパーティ会場の外がスタート地点。
でんさんは100マイルスタートを見送るのでその直前に会場へ向かうとのことだったので、僕は一人でパーティ会場へ向かった。
ホテルから会場まで1kmちょっとで、車で行こうと思ってたけど、歩いて行った。

何となく体を動かしたかったし、飲みたかったからだ(笑)
選手に比べれば緊張の度合いが違う。また2回目の参加ということもあり余裕もある。

前回は食材に群がる大量の人々に圧倒されて、またチームプレイにも阻まれて小松菜のおひたししか取ることができなかったけど、今回は心の余裕もあり、そうなると不思議なものでハンバーグとかもすぐに取れた。
っつーか、小松菜のおひたしが今回のメニューにはなかった。それはそれで残念だった。

最近体重を減らすためにご飯をあまり食べてなかったけど今日はいいだろうとご飯をモリモリ食べた。やっぱりご飯ておいしいな。

パーティ会場には知り合いもおらず、一人で黙々と食べながらビールを飲んでいたんだけど、そのうちに、す~さん夫妻がやってきた。
今回はす~さんが選手で、す~さん夫がペーサーだ。

いつだったか、選手より遅いペーサーなんて聞いたことがねぇって自分で記事に書いたけど、す~さん夫の顔を見た瞬間に、ここにもいた!と思った(笑)

今回、同じペーサーのす~さん夫とは長い時間一緒に過ごしたんだけど、もうこの人のおかげでいろんなことが救われた。
いや、ずっとくだらないことばかり言っているだけなんだけど、そのくだらないことに救われた。

す~さんも元気で、でんさんに、なんでこんな大切なレースのペーサーをアレキさんに選んだの?などと僕の前で訊いていて、それはそれで、でんさんの緊張もほぐれたのかもしれない。

雨がパラパラと降る中、19時半スタートの100マイルスタートを見送ってホテルへ戻った。
大浴場へ行く気にもならずに部屋のシャワーで済ませた。

明日の準備を終えてゴロゴロしていると、ラインがきた。

待ってたやつがやっときた。
ロボッチさんからだった。

3年前の信越でもロボッチさんからラインがきて、それが僕を励ましてくれた。
ロボッチさんとは全然連絡を取ってないし、なんならプチ消息不明状態だけど、でもきっと送ってくるだろうと、思っていた。

そんなわけでロボッチ元気みたいだよ。

明日、夜の山の中を走る自分をうまく想像できないままだけど、とりあえず23時前に寝た。
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09

19

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2018 信越五岳レポ(ペーサー編) その2

信越五岳をエントリーしてペーサーをつけるかどうかを決めるまでに3週間くらい期間があったはずだと思った僕はとりあえず考えさせてくださいとメールを送った。

ペーサーの決定期日は7月上旬だということなので、あと3週間でとりあえずどれだけできるのか。

メールがきた翌日に5km走ってみた。

ホントに表現のしようがないくらいつらかった。
わずか5km、それもキロ7分切れない状態なのに、走るたびに暴れまわる脂肪や脳天まで響く着地衝撃。
これは通常のジョギングができる状態になるのにどのくらい時間がかかるのだろう?と思った。

そして、走った日はブログを更新しようと思った。
そもそもマラカテってそういうことだし、あとはでんさんにお知らせするため。

こいつホントにペーサー頼んでよかったのだろうか?って思ったりもするだろうから、走った内容なんかを読んでもらってそれを含めてホントに僕にペーサーを頼んでいいのか判断する材料にしてもらおうと思った。

まぁ、この5km走った時点では、でんさんのほうから断ってくれないか?と思ってたけど(笑)

その後、あまりの着地衝撃に普通の道路ではまずいなと思って脚に優しいウレタンのジョギングコースで走ることにした。
走ればブログも更新するし、それがいい循環にならないかなと期待していたけど、なかなか思うようにはならなかった。

6月12日に走り始めたのに6月は3日しか走らなかった。
思うように走れないとか思うように疲労が抜けないとかあの走ったときに感じる不快な身体の重さを味わいたくないとかすべて言い訳だけどそんな感じで、どうにもこうにもモチベーションもあがらない。

太ってどうしようもなくて初めて走り出した頃は、ただ単純に自分が走れることが嬉しくて、5km走れれば、すげえオレ5kmも走れるんだ?と思って走り続けることができたけど、今はこんなんじゃダメだ、無理だ、と思うばかりで、ホントはつべこべ言わずに走ればいいだけなんだけどね。

で、当初はロードをある程度走れるようになってから山へ行こうと思っていたんだけど、うまくいかないのでもう山へ行こうと思って、オクム練を開始した。
オクムロードとオクムトレイルを組み合わせたセット練。

ロードもろくに走れないのにいきなりなんだよ、と思ったけど、ほら、みんな大好きジャッキー・チェンとかロッキーとかだって、修行とか特訓のシーンがおもしろいじゃんね?
なんなら最後の戦うシーンなんて間延びしてるから早送りしちゃったりしてさ。もはや修行シーンのための映画だと言っても過言ではないよね。

奥武蔵って響きがまた修行っぽいしさ(笑)

で、そんなこんなですぐにペーサー決定期日はやってきて返事をしなければいけなくなったのだが、返事はでんさんのほうからやってきて、今回はペーサーをつけずに参加しようと思います、とのことだった。

たぶん、僕の今までの練習内容をブログで見て、こいつじゃダメだと判断したんだな、と思ったし、このままペーサーをやったら本当に迷惑をかけるかもしれないとも思ったし、でんさんのレースなんだから、でんさんがそう決めたんだからそれでいいんだと思って、わかりました、と返信した。

正直ホッとした自分がいた。

でも、そのあと、なんか悶々と考えてしまって、でんさんからのメールを何度も読んでみたんだけど、もちろん僕じゃ役不足だ、なんて言うはずはなく、でんさんは、思うように練習できない、ペーサーの待つ場所までたどり着ける自信がない、そうなるとペーサーに多大なる迷惑をかけてしまう、だから今回はペーサーをつけない、とあって、僕は当初、それはまあ僕を傷つけないための社交辞令的な文面だろうと思っていたんだけど、ひょっとしてこれ本当に言っているのかな?と思って、僕が不安なようにでんさんも不安で、本当に迷惑をかけてしまうと思っているのかな?と思い始めた。

考えてみれば僕も3年前、軽い気持ちでネコさんにペーサーを頼んだけど、どんどんプレッシャーが大きくなって不安になって、やっぱりネコさんに迷惑かけるだけだから断ろうと何度も考えたことがある。
でも、結果として、僕はネコさんに見たことのない景色を見させてもらった。

あっ、いや、僕がその景色を見せることができるとは思わないけど、でもこのままでんさんは一人で不安なままレースを迎えるのかな?と思った。

なので、翌日でんさんに、もうペーサー登録終わったかもしれないけど、完走を目指して走るんだよね?完走したいんだよね?私がペーサーとして役不足だと思っているのならそれでいいけど、私に気を遣ってペーサーやめるのなら、私は一緒に完走目指して走りたいし、また完走するでんさんを見てみたい、というようなメールを送った。

そんな感じで結局ペーサーをやることになった。

自分で自分の首をしめて、自ら逃げ場を閉じてしまったけど、とにかくもうやるしかない。

またあの景色を見に行こう、と思った。

もちろん、なんてことをしてしまったんだ、オレの馬鹿馬鹿馬鹿、とも思った(笑)

なんかいつまで経ってもレースまでたどり着かないので次回はレース前日から。
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09

18

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2018 信越五岳レポ(ペーサー編) その1

今回はペーサーということもあり、レポを書くつもりはなかったけど、まぁペーサー編ということで、もしかしたら役に立つこともあるかもしれないし、まぁ、終わってしまえば楽しかったので、ちょろっと書いてみようかと思う。

6月の中旬頃、久しぶりにでんさんからメールがきた。

今年も懲りずにアレにエントリーしてしまいました

ってそんな文面だったので、僕はハセツネのことだと思った。
ハセツネエントリーは6月1日だったし、そもそも僕とでんさんはハセツネ同志だったからだ。
僕が初めてハセツネに参加したのが2013年。彼女もそれが初めてのハセツネだった。
偶然声をかけてもらえて、オオダワから日の出山まで一緒に歩いた。

僕はハセツネの洗礼を十分に受けていて、なんだこのレースは?ふざけんな、二度と出るか、クソッ、水くれ!とネガティブ思考全開だったのに、でんさんはとても楽しいと仰ってて本当に嬉しそうな顔をしながらサクサク歩いていた。ちょっとアレな人なのかな?とすら思った(笑)

これがその初めて会ったときのレポ。

で、その翌年2014年。
僕はサブ・さぶろうを掲げて練習を積み、万全の態勢で2回目のハセツネに臨んでいた。
レース序盤からさぶろうさんを意識して、さぶろうさんの位置を確認しているところを雑誌の写真に使われたりもした。

この真ん中で振り向いている写真、オレ。
141102IMG_2800.jpg

アップにするとこれ。
141102IMG_3372.jpg

この隣で一緒に振り向いているのがでんさんだ。
たまたまこの時に1年ぶりに会った。

18時間切りを目標に前半ずっとかなりのハイペースで進んでいたが、三頭山避難小屋で力尽きてしまい、さぶろうさんの幻覚のようなものまで見る始末で、ヘロヘロになって下山した。
もう目標もなくなった僕はこんな深夜の山奥をうろうろする理由を見つけられず、鞘口峠でリタイヤしようと思って、とりあえずそこでふて寝をしていると、でんさんがやってきて、でんさんもそこでリタイアするというので、ちょうどよかった、一緒にリタイアしようと言うと、アレキさんはまだいける、とにかく先へ行け、と言うので、先へ行き、そのまま完走することができた。
結局そのときのタイムが僕のハセツネPBだ。

これがそのときのレポ。

あのとき、あそこででんさんに会っていなければ、またでんさんが僕に声をかけていなければ、僕が完走できることはなかったわけで、僕はその時のことをずっと感謝していた。

そんなでんさんからのあのような文面だったので、ハセツネエントリーしたけど、アレキさんは?みたいなことだと思った。

ここで初めて言うけど、僕は今年も懲りずにハセツネエントリーした(笑)

しかし、そのメールには続きがあった。

今年は相方が100マイルに出るのでアレキさんにペーサーお願いできますか?

はて?なんの話だ?100マイル?ペーサー?ハセツネに100マイルもペーサーもない。
何を言っているのだろう?

しばらく考えて、なんとなく思いついたので返信した。

ペーサーってあれですか?信越ですか?それをあれですか?体重90kgの人間に頼みますか?

やはり信越だという。
僕が完走したのは3年前。でんさんは昨年、一昨年と参加しているのだが台風の影響で関門が早まったり、距離短縮となったりで110kmを完走はできていない。

もちろんそれはでんさんの実力うんぬんではなく自然現象なので仕方がないのだが、そういう意味では直近で110kmのレースが行われたのは僕が参加した3年前なわけで、そのレースをペーサー付き参加者最下位で完走した僕は最も直近の110kmのレースを完走した、まさに真の信越フィニッシャーという称号を与えられているわけだ。

いや、そんなのないけど。

まぁ、とにかく、でんさんは困っていてペーサーを僕に頼んだのだろう。
今こそ、あの2014年ハセツネの恩返しをするときではないか。ここでやらなくていつやるのだ。

しかし、僕は昨年のハセツネ以降、レースに出たことはない。しかもそのときも第一関門でDNFだ。完走したレースとなるといつのことだか思い出せない。
さらに今の僕の体重は90kgだ。マジで歩いていても苦しいのに、夜の山の中を走れるわけがない。
そして、もう一つ、相方が100マイルに出るので?

同時開催の信越100マイルに出るのだろうけど、本来のペーサー予定者は100マイルに出るような猛者だったということだ。
あれ?おかしくね?ペーサーがベンツから軽自動車になってね?いや、同じベンツに軽自動車のエンジン積み替えるようなもんじゃね?

いろいろと気になることはあるものの、僕はわりとそういう恩義というかそういうものは重んじるし、一応、信越ともなると3連休全部潰すことになるので、妻にも話をしてみた。もちろんハセツネのときの話もした。

妻は僕より義理堅い人間なので、それは行くしかないでしょう!とのことだった。

そうだな。そうだよな。もう何も言わず引き受けるようなことだ。よし。

僕はメールの返信をした。

考えさせてください。

(笑)
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